昔です。
パートのない日にテレクラに電話したりしてた時期がありました。
まだ地域密着時代で様々なお店があちこちに乱立していた。
駅前に自転車を停めておいたら必ず籠に宣伝のポケットティッシュが入れられてました。
私は早くに結婚出産したので、30後半くらいで子育ての手は離れて一番時間を持て余してた頃です。(ちょうど子供が高三でした)
ある時、テレビを観ながらお茶をし、ダラダラと電話を掛けたりしてると、凄く声が若い子と繋がった。
それが息子の友達だった。
中学生の時に二三回うちにも来たことある。
電話(まだ家電が主流)でも応対したことがあるからすぐにおやっと思った。
あれこれ探りを入れているうちに彼だと察した訳です。
もちろん私は素性は隠して話してました。
ある意味物凄く興味深かった。
彼はテレクラのカードを購入し掛けているらしい。
それなら公衆電話からでも掛けられるそうだ。
こうした場所を利用するなど見掛けによらずませてると思ったが、あの年代の赤裸々な性欲とか聞いてみたかったから、あらゆる誘導尋問を屈しして話をひっぱりだしたのだけど、全く青天の霹靂ってくらい驚いてしまった。
こうした電話を掛けるようになったのは最近だが、すでに何人も女性経験ごあり、それが皆人妻などの熟女らしいのだ。
本人が同年代の女の子に興味がなく、率先して熟女との関係を熱望してるというから驚かない訳がない。
うちの息子など私なんかババア扱いをするくらいだから尚更だ。
綿いつしか身を乗り出してあれこれ尋ねていたが、もし自分がその相手なら羨ましくすらなった。
黙ってたら旦那なんか一生体を求めてこなそうなくらいこっちは枯れ始めてる自分を気にしてるのに。
彼は40代が一番好きな年代って言うのだ。
そうこうしてるうちにカードの残高が失くなりかけてきたらしい。
にわかに慌てて残念がる彼に私は居場所を聞いてみたら、まあなんと見事なまでに知ってる公園だった。
息子と同じ中学なのだから同じ学区内に住んでる訳で当たり前といえば当たり前なのだが。
私はもしよかったらちょっと会ってみないか提案した。
自分でもビックリだが、電話が切れてしまうかもしれないと焦っていた。
向こうは、本当ですかっ?!って弾んだ声を上げた。
私は30分位待てるか尋ねると、1時間でも待つという。
私は中途半端にプチって切れる前にじゃあ、待っててと電話を切った。
それから大急ぎでシャワーを浴びて、年のために無駄毛の処理までして出掛けた。
すぐに移動できるように車を出したから時間的には余裕で間に合ったが、さすがに公園の近くで一回車を停めて気を静めた…
なんといっても息子の友達なのだ。
高校が別になって交流は途絶えているようだが。
私が彼の話で最も驚いたのは、中学の先生が初体験だったこと。
しかも、私もその先生を知ってるのだ。
私より少し年下の家庭科の独身教師だった。
根掘り葉掘り聞き出さしたくてたまらなかった。
それに何よりもしかしたら今日私セックスできるかもって考えたら無性に胸が高鳴った。
もちろん、自らの正体もさらすことにはなるが、いざとなっても彼はペラペラ周囲には話したりする子じゃないだろう。
これは賭けだったが。
最初から車を降りる私を気にしてるように見ていた。
幸い住宅地の公園はシーンとしていた。
2時にはなってなかったと思う。
彼は創立記念日で休みらしかった。
「お久しぶりね…おばさんのことわかる?」
彼はすぐにわかったようでウンウン頷いたが言葉は出てこないようだった。
「ごめんね、おばさんは途中にきづいてた。でも、息子にも話さないし聞いたことは秘密にするから安心して」
私は気分を落ち着かせるために目についた自動販売機まで行って二人分飲み物を買った。
彼は少し気持ちの整理がついたのか、実はちょっと声が似てるなあとは感じてたと言った。
だったら、もし本当に私が来たら嫌だなあとか思わなかったか尋ねると、恥ずかしいだけで嫌ではいですと言ってくれたから、こちらとしてもとりあえず安堵した。
私はお説教しに来たわけではないから、とりあえず息子の事は除外して、さっきの続きとして話せる?と提案してみた。
彼ははい…って素直に答えた。
私はこういう風に待ち合わせして、実際に関係が始まった事もあるのか聞くと、イタズラが多いですけどあるにはありますと答える。
私は思わず羨ましくて唸ってしまった。
もし、私が全く知らない初対面の女だったら、戸羽田君的にはどうなんだろ?
やっぱり全然魅力なくてがっかりした?
ちなみに相手が好みじゃなかったらどうするの?
よっぽどあぶなそうな人ではない限りお茶くらいはします。
でも、中にはホームレスみたいな逃げるしかない人も来たらしい。
そういう場合は全く身に覚えがないふりをして立ち去るそうだ。
でも、ここまで知られちゃったら正直に言うと、私の事は中学の頃からいいと思ってくれてたという。
リップサービスだと思ってにわかに信じられなかったけど、実際友達のお母さんというより女性として見ていたそうで、後々聞いたらオナニ―の対象にしてくれたことまであるという。
私はあなただとわかっていながらさんざん恥ずかしいことを言わせちゃてごめんねと謝り、もしこんなおばさんでもいいなら…
いいよ…
そう言った。さすがに抱いてとは言えなかった。
家で入浴してきたもののもう一度入り、ベッドに裸で横たわり入れ替わりで入浴してる彼を待った。
ラブホテルなんて結婚してから入ったことない。
ずいぶんお洒落で綺麗だった。
やっぱり恥ずかしいから最大限暗くしてたけど、布団の中に彼を招き入れる時は緊張した。
手で隠していたが彼のはビンビンになっていて、向かい合って肌が触れ合った時に一気に感情が爆発した。
キスをしながら彼の硬さを確かめずにはいられなかった。
大きさは旦那の方があるかもしれないが、ズキズキ脈を打ち物凄く硬かった。
それだけで彼が愛しくなる。
この時に彼がオナニ―の対象にしていた話をしてくれたものだから、私の方が覆い被さってしまった。
あんなに夢中でセックスしたのは初めてだった。
二回延長し、彼は三度私の中に果てた…
これっきりなんて嫌。
それならもうこのまま帰さないでずっと抱くって言われておかしくなりそうになった。
本当に本気になっちゃいそうだった。