昭和の終わるころは僕はまだ学生だった。母はいわゆるお受験ママで僕が勉強以外のことに興味を持たないようにと必死だった。
だから、中学の頃、好きな子が出来て彼女から手紙が来てもまず母が検閲して内容的にヤバくなければ渡してくれるという感じ
でかなりうざかったのは事実だ。なんとか一流どころ高校に入ってそれも一段落するかと思っていたら、今度は大学受験に向け
ての監視が始まり、近所でも評判になっていたから、僕もかなり反発していた。勿論、中学時代に精通し性欲も強くなっていた
がオナニーとかは一切禁止とばかりに、寝るときは手を布団の外に出しておくようしつこく注意されていた。しかし、湧き上が
る性欲あふれ出るような精液をおいそれと止めれない。夢精に次ぐ夢精でそのたび怒られたので、いつしか、ペニスをハンカチ
でくるんで寝る方法を思いついて実践するようになっていた。これは効を奏し夢精してもハンカチが受け止め朝までには乾いて
パリパリになったので臭いもなくバレずにいた。そんな僕を可哀そうに思って見守ってくれていたのが一つお隣の家の僕より4
つほど年上のお姉さん由紀姉さんだった。由紀姉さんは本当の姉のようになんでも相談できたので、実は、夢精で下着を汚して
怒られてばっかりなんだと相談したときハンカチでくるんでおけばと教えてくれたのはほかならぬ由紀姉さんだった。母も、由
紀姉さんのことは妙に信頼していて、休みの日にうちに来たりすると茶菓子などを出して歓待し母娘のように盛り上がっていた。
高校生になったとき、由紀姉さんは女子大の二年生だった。遅ればせながら性交のことを知って、由紀姉さんにこっそり性交さ
せてとお願いしたのは夏休み最中だった。怒られるかと思ったら、そういう初体験は単なる興味本位や欲望に任せてしないで、
ちゃんと本当に好きになった女の子としたほうがいいよと軽くいなされてしまったのだ。それからも折をみてエロ本のセリフよ
ろしく「お願い!ちょこっと先っぽ入れるだけでいいから」とか「我慢できないんだ」とかいってテント張ってるところをわか
るようにしてみたが、笑って相手にしてくないまま日は流れた。
そうこうするうちに高校三年の夏になった。遠い親戚に不幸があったとかで父母とも午前中から出かけていった。帰りは夜遅く
なるからと、食事は由紀ちゃんにお願いしたからとだけいって出かけて行ったのだ。飯ぐらい一人でなんとかできるわいと思い
ながらはーいと返事をした。朝から暑い日だった。家に誰もいない解放感から、ブリーフとランニング姿で過ごすことにした。
クーラーなど当時はぜいたく品でうちにも近所の家にもそうそうはなかった。窓を開け放し扇風機を回してというのがせいぜい
だった時代だ。机に向かって勉強に集中し一段落つき伸びをすると汗が顔を流れた。疲れを感じ窓際のベッドに横になった。心
地よい風が吹き抜け、ふと眠りに落ちてしまった。そんな長い時間寝たように思えなかったが、足をさすられる感触がして徐々
に目が覚めた。薄っすらと目をあけると下腹部が目に入った。勃起してブリーフが盛り上がっていた。それに手を延ばそうとし
た。その手を軽くつかむ手があってビックリし目を見開くと、なんと、ベッドのヘリに由紀ちゃんが腰かけていて優しい目つき
僕のことをで見下ろしていた。僕はおおいに慌てた。そして上半身を起こそうとしたが、由紀姉さんにそっと肩口を押えられた
のでそのままじっとして下から由紀ちゃんの全身を見回した。由紀ちゃんは白いショートパンツを穿いていて、上は胸に小さな
ロゴの入ったTシャツを着ていた。僕は「由紀ちゃん」と声を出して呼んだ。すると由紀ちゃんは唇に人差し指を軽く当てて、
声を出さないようにと合図したので素直にしたがった。由紀ちゃんは僕がおとなしく寝ているのを確認するとやおらベッドの脇
に立ち上がるとショートパンツのフックをはずし、ゆっくり脱いだ。そこに現れたのは薄水色のビキニパンティーで覆われた由
紀姉さんのピチピチした下半身。僕は夢が続いてるのかと錯覚した。僕の股間はそれに反応し、テントをしっかり張って存在を
主張していた。由紀姉さんはショートパンツを完全に脱ぐと脇におき、またベッドのヘリに腰掛け僕を優しく見つめた。由紀姉
さんは、僕のランニングのすそに手をかけるとまくり上げ、脱がした。すべてが無音の映画のように淡々と進んでいた。由紀ち
ゃんの手がブリーフの両脇にかけられ、いよいよかと覚悟を決めた。ところが、そこで一旦手が止まり、由紀ちゃんは腰掛けた
まま、お尻を巧みに動かして浮かせてビキニのパンティーを脱いだ。そして僕に寄り添うように横に寝て、ブリーフのふくらみ
を優しくなでてくれた。気持ちよすぎて射精してしまいそうになっていて、ペニスをピクピクさせてしまった。それに気づき由
紀姉さんはさするのをやめ、ブリーフを脱がしにかかった。あっという間にブリーフははぎとられ僕は全裸にされていた。不思
議と恥ずかしさはなく、妙に冷静だった。続きは後程