3年前引っ越ししてきて息子の転校先に行った帰り、
「すみません、おばちゃんってK君のお母さんやろ?」
後ろから低い声が聞こえて振り返ると、
人懐っこい笑顔で私を見るスポーツバッグを抱えた色黒い少年が立ってました。
この子がまさか私たち夫婦を狂わせるなんて夢にも思っていませんでした。
この子はF君。
息子と同じ野球部の同級生。
身長は息子より低いけど、全体的にずんぐりしている感じでした。
初めて出会ってから1か月くらいで私たちの家に遊びに来るようになりました。
息子ととても仲良くしてくれてたので、私も直ぐに打ち解けて
息子と同じように接するようになりました。
「アカンゆうたやろ!何べん言わせるの?ほんまに!」
部活帰りに汚れたストッキングのままリビングのソファーで
F君と息子がじゃれてソファー、床を汚してました。
「はよ、風呂入り!洗濯しといたるさかいな。あ~あ・・・」
F君「ヘイヘイ、了解しました~!」
息子「ホイホイ、かしこまり~!」
キャッキャッと賑やかに声を出しながら風呂場に行く二人。
脱いだユニフォーム、ストッキング、パンツを手にとってカゴに入れてると、
汗で湿って重く感じました。
F君のパンツは派手な色で瞬間的に久しぶりに嗅ぐ臭いがしました。