少年ではありませんが、青年の話です。
お掃除機能付きのエアコン購入後、掃除らしい掃除をしないままに数年が経過していたため、ネットで探した業者にエアコンの掃除を頼むことにしました。
土曜と日曜はすでに予約がいっぱいで、5月上旬の予約で取れたのが6月22日。
当日、掃除に来た業者の人が、ベテランの人が2人と青年が1人の計3人。
主にベテランの人が機械を分解し、青年は分解後の機械をベランダで手洗いするといった分業で作業が始まりました。
エアコンは3台あり、掃除に6時間ほどかかると、事前に説明を受けていたので、私以外の家族はすべて出かけており、夕方まで帰ってきません。
私自身、特にすることもなかったので、テレビを見たりパソコンなどで時間をつぶそうと思っていましたが、掃除をする時の機械(コンプレッサー?)の音がとても大きく、耳に響くので家に入れる状況ではありませんでした。
ベランダで分解された機械を手洗いしている青年は、東南アジア系の人で、全身、汗まみれで一生懸命洗っていました。
家の中は機械の音でうるさいし、ベランダにいる青年に話しかけると、あまり日本語は上手ではありません。
名前はJ君ということはわかりましたが、あまり話が盛り上がることもなく、ベランダは暑いこともあって、少し話をしてそれっきり。
ベテランの2人に終了時刻を聞くと、あと2時間ほどかかると説明を受けたので、昼食後に帰宅すると、既に掃除は終わっており、後片付け中でした。
最後のお支払の際に、会社のホームページに掃除の評価を書き込みすると、次回の清掃の割引してくださるということで、後日、会社のホームページに書き込みをしました。
数日後、メールに割引券が届いたのですが、それと同時期にラインの承認メッセージ。
そのラインの写真のところが、なんとJ君。なぜ、私の携帯の番号を???と怖くもあり・・・。これはあとで聞いてわかったことですが、契約した際の連絡先を使ったそうです。
確かに掃除の立ち合いで、当日、連絡がつく番号を伝えたものの、仮に私以外の家族だとどうなっていたことやら・・・・。
私も50近く。人生経験もそこそこあるので、J君が何を考え、何を期待しているのかはわかります。
私自身、若い人は好きですが、普段の生活で出会いのきかっけなどは全くありません。もちろん、心の底では若い男性に対するいろいろな願望があるのは否定しませんし、せっかくのチャンスとの思いもありました。
その一歩踏み出すには大きな難点が。J君は私のタイプではなかったのです。
見た目は色も浅黒く精悍な感じはするのですが、小柄で痩せていて、おそらく18歳は越えていると思うのですが、とても幼い感じのする青年でした。
性の対象には程遠い感じです。
顧客情報を使ってラインの承認を要求するなど、J君のやり方にも抵抗があったので、結局、承認はしませんでした。
ただ、せっかくもらったサービス券(半額)を使わずに捨てるのももったいないと思い、今度は台所のレンジフードをお願いすることにしました。