昔々の話し。わたしが高校時代の体験談である。
実は、わたしが初めて女性の身体を知ったのは、16歳の夏、しかも母の浮気相手から手ほどきを受けながら、
当時42歳になる実母が相手であった。その後、高校を卒業し、地元を離れるまでの2年数ヶ月、異常といえ
る3人の淫乱関係は続いた。
事の発端は、長距離トラックの運転手をしていた父が、2泊の予定で仕事に出かけたとある夏の週末、突然母
からドライブに誘われたことが全ての始まりであった。あてもなく30分ほど走り続け、たどり着いたとある
公園の駐車場。駐車スペ-スに母の車が滑り込むと、なぜか隣の車から降りたった見知らぬ男性が、突然母の
車に乗り込んで来た。唖然とするわたしを尻目に、突然母からその人が《彼氏》であることを打ち明けられた。
混乱するわたしに対し、男性は「よろしくね!」とだけ軽い挨拶をし、わたしの存在など全く無視でもするよ
うに、狭く蒸し暑い車中にも関わらず、母とべったり寄り添っては、まるで本物の恋人同士のようにイチャツ
キだし、挙句の果てには抱き合いながらお互いの唇を重ね会う始末であった。元来、事なかれ主義な性格で、
何事も人に流されやすい性質のわたしは、突然襲いかかった現状の事態に多少の憤りを感じつつも、初めて目
にする大人のエロチックな行為に圧倒されてしまい、気が付けば異様な興奮に心臓はバクバクと高鳴り、幼い
ペニスは痛いほどに勃起していることに気が付いた。数時間後、自然な流れでホテルへ連れ込まれたわたしは、
生涯忘れることのできないほどの衝撃的な光景を目にし、ついには実母の身体に抱きつきながら、尊い童貞を
失ってしまったのである。
わたしの家族から母を奪い、そして幼いわたしまでも悪夢のような淫乱の世界へ引きずりこんだ男性。少し色
黒で、ガッチリとした体型を持つSさんという中年の所帯持ちであった。Sさんは母が勤務していた会社の人
であり、今にして思えば、とてつもない淫乱な欲望の持ち主であった。後々に聞いた話しでは、わたしを誘い
こんだのもSさんの強い指示によるものだったらしく、《人妻と、その子供を性的に支配してみたい》という、
人道を逸脱した欲望を満足させるためであったらしい。
初めて連れ込まれたラブホテル。薄暗い照明に照らされた大きなベッドが印象的であった。布のようなもので
目隠しをされた母は、その大きなベッドの上でSさんに犯されて行く。Sさんの手により全ての衣服をはぎ取
られた母の裸体は