コレはフィクションです。
昔、昔のことです。
私の村とその周辺の村には不思議な風習があった。
性に関してかなりあけっぴろげで、特に男根に対してのこだわりが強かった。
その村々には”笠屋”と呼ばれる店が何件かあり、それらの店には立って歩くように
なったばかりの赤ん坊から、成人前くらいまでの男が週に一回程度の割合で通うのだった。
”笠屋”の店員は全員女性で、大体15歳くらいから50歳手前くらいまでで、
その村や周辺の村の女が働いていた。
私も、小学校に上がる前くらいに母親に連れて行かれ、18歳までお世話になっていた。
もう、お察しのとおり、”笠屋”とは男根を鍛えたり包茎を直したりする店なのだ。
私の包茎を剥いてくれたのは、当時30歳くらいの、家の近くに住む女性だった。
(大抵、皆知り合いなのだ)
剥けたままでも痛くなくなるまで、週に一回くらい一時間ほど施術してもらった。
なにぶん、かなり昔で子供の頃の記憶なので曖昧だが、まずお湯で綺麗に洗ったあと、
熱いお絞りで蒸して柔らかくし、指でキュッと剥く。剥いたら息を吹きかけて刺激し、私が
痛がると亀頭を口に含んで痛みを抑えてくれる。
痛みが治まると口から離し、またフゥフゥと息を吹きかけての繰り返しだったと思う。
こうして、村の男たちは大抵小学校への入学の頃には皆、剥けていた。
”笠屋”は包茎を剥くだけが仕事ではなくて、その後男根を成長促進させるのも仕事だ。
私もやはりお世話になっている。お蔭様なのか、上京した頃の若い私の男根は普段で長さ8cm、
直径3cm、屹立すると長さ18cm、直径は4cmくらいあった。今でこそ珍しくないかもしれないが、
銭湯などで仲間から化け物扱いされる程であった。(それでも私の村では平均クラスだった)
それぞれの”笠屋”には店主しか製法をしらない塗り薬と飲み薬があり、飲み薬を少量の酒と
一緒に飲まされ、30分程待たされる。
そして、順番がくると店員の女性が来て男根を弄られる。女性は手に塗り薬をつけ、
主に縦方向に男根が”伸びる”ように擦られる。
皮が余らないよう、根元の部分で押さえつけるのが普通だ。
施術場所には仕切りなど全くなく、皆があちこちで施術を受けているのが丸見えである。
”笠屋”は今でいう風俗店ではない。”準医療”でマッサージ屋に近い位置づけなのだ。
だから、原則として抜きはない。痛みを覚えたときに軽く口に含んでくれたりはするが、手で
揉んだり擦ったりするだけだ。
射精感を覚えた時は女性に言って、一旦収まるまで待つのだった。
”笠屋”で射精してしまうことは少々恥じとされており、うっかり射精してしまうと、其れを見て
いた仲間に囃し立てられたりするのだ。
とは言っても、大抵一度は射精するものだったし、意地悪な女性などはワザと扱くのを止めてくれ
なかったりと、その制限は曖昧なものだった。
”笠屋”での一番の思い出というと、私が16歳の頃だったが、去年までの同級生が”笠屋”の店員
として店に勤めだしたことだった。
元々彼女はその”笠屋”の娘さんで、中学を卒業したら直ぐ店の手伝いをすると決まっていたようだ。
#ちなみに、”笠屋”とその店員は尊敬されることはあっても恥ではなかった。
#皆、”笠屋”にお世話になってきたのだ。
ある日いつものように”笠屋”に行き、飲み薬を飲んで待っていると、普段の店員について彼女も来た。
お互い顔を見合わせて、少し驚いた。
その日から見習いということで、付いているのだった。
様子に気づいた店員さんが『ん、どうしたの?あんた達』と聞く。
『ああ、僕ら中学の同級生で、この前まで一緒に勉強してたんです』『ええ』
『ああ、そうなんかい。じゃ~照れくさいやろ?』と。
早速、店員さんにパンツを下ろされ、彼女達に屹立した男根を晒した。
『だいぶ立派になってきたねぇ~』と店員さんの感想。
元同級生の彼女は真っ赤な顔で見詰める。
『じゃ、あんた、さっき木の棒で教えたみたいにやってみな』と店員さん。
『え、あたしがするんですか?』『知り合いなら気安いじゃろ。なぁ?』と私に振ります。
同級生の彼女は私の顔を見つめ、”いいの?”という表情。
『うん、いいよ、頼むな』というと、ホッとした顔で手に塗り薬を取り、私の男根に塗りたくって
いきます。真っ赤になってはいますが、非常に真剣な表情です。
途中、やはり慣れてないせいで痛かったので、『痛ッ!』というと、
『あ、御免!御免ね』と必死で謝ります。
亀頭を揉むように弄られていた時も痛みを覚えたので言うと、彼女は亀頭を口に含み、
一生懸命舌で舐めてくれました。
その後、後5分くらいで終わりと言うところで射精感を覚えて彼女に『出ちゃうから離して』
と言ったのですが、彼女は何のことか判らないらしく『出るって、何がなん?』と言いながら
扱き続け、私は彼女の顔に思い切り射精してしまいました。
『うひゃ!?』と彼女。『あぁ~、出してしまいおった』と店員。
『さっきは言うてなかったが、男は笠の先から胤汁が出るとよ』
『出る、言われたら直ぐ離さんといかんがよ。次からちゃんとできればええから。』
『じゃ、今日は終わりな。また今度来て』とおしぼりで拭かれてパンツとズボンを穿かされました。
『次の人にいくよー』と店員。『御免ね、しらんかった。また来てな?』と彼女。
その後、行くと必ず彼女が付きました。
彼女の方が私が来たときは自分がしたいと店員さん皆に言っていたようです。
私が18歳になり、”笠屋”の方でヤンワリと通うのを止めるように伝えてきて通わなくなるまで
(そういうルールなのです。)ずっと彼女に施術してもらっていました。
その後一度上京しましたが、25で村に戻り、彼女にプロポーズして家庭を持ちました。