12/27分からの続きです。
「そういうシチュエーション」って、何故か勃起してしまうもんなんでしょうね
(笑)、私もその時すでに、半立ち状態でした。ズボンをずり下げている手で巧みに
(?)股間の状態を隠していますが、脱いだらごまかしが効かなさそうです。もう
このときは、どうしたらいいのか全然分からず、そうこうしている間にも緊張のせ
いかペニスはどんどん元気になっていくし、姉は命令口調&凝視してるし、逃げる
わけにもいかないし・・・とりあえず、後ろを向きました。
「ちんちん小さくなれ・・・」と心の中で必死に願いつつ、姉に背を向けた私は時
間を稼ごうと話をしました。「やめよう」とか「見てもつまんない」とか、そんな
事をいくつか話しながら深呼吸を繰り返しました。姉は、そんな私の状態を知って
か知らずか「見たらすぐ終わる」とか「面白いかもしれんじゃん」とか言ってまし
たが、私が話を延ばしてグズグズしてると、苛々してきたのか「いいから脱ぎなっ
てば!言いつけるよっ!」と怒鳴りつけてきました。めちゃくちゃ、怖かったです
(姉貴も、親父に叱られるのも)
ベッドの上に座ってる姉貴に背を向けたまま、体操服のズボンと、白いブリーフを
脱ぎました。「こっち向きなよ」と言う姉の言葉に促され、結局固くなってしまっ
たペニスを両手で押さえつけるようにして隠しながら姉のほうに振り向きました。
上半身は体操服を着たままだし、靴下も履いたままだったので、余計間抜けな感じ
がしたと思います。姉はやっぱりベッドの上で正座を崩した感じで座っていて、真
っ赤な顔をしながらこっちを凝視して、枕を強く抱きしめてました。
ちなみに、姉はそのとき膝ぐらいの長さのスカートと、セーターを着ていました。
姉ももう、命令する立場ではありながら相当恥ずかしい様子でした。私が両手で股
間を覆っているのを見て「手・・・」と一言だけ呟くような感じで、手をどけるよ
うに促してきます。もう、どうしようもなく恥ずかしかったのですが、ゆっくりと
両手をどけ、我慢するように自分の太ももの辺りを掴みました。この辺りまでくる
と、「何でも言うことを聞かないといけない」とかは忘れてて、姉と私の間で「親
に知られてはいけない、悪い事をしてる」という雰囲気に圧倒されてしまっている
状態でした。
自分の目で見なくても、心臓の鼓動と一緒にペニスがぴくんぴくん上下してるのが
分かりました。すごく間抜け・・・。私はもう、直立不動の姿勢で固まったまま、
どうしていいかわからないでいました。姉は姉で、やっぱりベッドの上で真っ赤に
なって固まったまま私の股間を見ていて、そのまま、どれぐらいの時間が過ぎたか
分からないですが、だんだんと落ち着いてきた私のペニスが少しずつ下を向き始
め、普通サイズに戻り始めました。ペニスがちぢむのが、姉には面白かったみたい
です。
姉も私も緊張がほぐれてきた感じで、姉は大きく深呼吸したあと「小さくなった
ね」と言いました。「何で小さくなったの?」というような事を訊かれ、よくわか
らない、という風に答えました。もちろん、興奮すれば大きくなり、収まれば小さ
くなる事は姉も知ってたでしょうし、僕も知ってました。姉は「ちょっと待って」
と言うとベッドから降り、姉の本棚をあさり始めました。僕は相変わらず下半身だ
け裸という間抜けな格好のまま、姉の様子を見ていました。姉は、本棚の奥のスペ
ースに隠してあった本を取り出しました。中高生向きのエロ雑誌みたいなものだっ
たと思います。
姉は、その雑誌のページをぱらぱらめくり、「ほら」と差し出しました。それは、
若い女の人のヌード写真でした。私はそういう雑誌はあまり見たことがなかったの
で、すごく刺激的だったのを覚えています。姉は、私の目の前の高さにそのページ
をかざしたまま、そこにしゃがみこんで、私のペニスから30センチくらいの距離
で「見学」(笑)を始めました。そこで立ってしまうのも悔しいので、出来るだけ雑
誌は見ないようにあちこちを見ていたのですが、ふと姉の顔を見るとすごい真剣な
顔つきをしてて、自分のペニスが姉に真剣に見られていると思ったら、また固くな
ってしまいました。もちろん、雑誌の効果もあったとは思いますが。
「お~」緊張が完全にほぐれた様子の姉は、それを見て笑いました。私はなんだか
実験動物のような気持ちでした。姉が雑誌をかざすのを止め、ベッドに笑いながら
腰かけると、姉の顔が私の股間近くから離れたこともあって、私のペニスはまた縮
まり、姉の笑いを誘いました。「それって、自由に大きくしたり小さくしたりでき
るの?」(勃起すると海綿体に血が流れ込むから)「貧血になったりしないの?」
「なんか痛そうだけど、痛くないの?」・・・色々な質問を受けました。質問しな
がら、姉は私の下半身を観察してましたが、触れようとはしませんでした。
その日は、姉も飽きたのか、疲れたのか、「もういいよ」と言って私を部屋から出
しました。パートで働きに出ていた母が帰ってくる時間になったからかもしれませ
ん。この日を境に、私は時々姉にちょっかいを出されるようになりました。この翌
年の正月のお年玉で、姉に借りたお金は返そうと思えば返せたのですが、返すと姉
のいたずらが無くなってしまうと思い、結局返しませんでした。姉も、返せとは言
いませんでした。