フェイクありです、でも書かせてください。
あの震災で親族がほぼ全員亡くなりました。
私と、かなり歳の離れた姉の息子だけが生還。
当時私は成人したばかり。甥っ子はまだ10代前半。
受けられる支援をすべて受けて、数ヶ月ごとには関東に移り、生活そのものは、少なくともお金の面では苦労はしませんでした。
ただ、あの時の恐怖の記憶は薄れず、フラッシュバックは時間が経過するほど酷くなっていきました。
ひとりで部屋に居られない。夜は電気をつけていても怖い。
甥っ子と抱き合って眠り、お風呂も一緒に入るようになり、トイレですらドアを半開きにして手を繋ぎ、それでも怖くて叫びそうになり、それを振り払うように、自然と甥っ子と関係を持つようになりました。
それも毎日どころではなく、朝も昼も夜も。
家にいる時は、私も裸、甥っ子も裸で、手を繋いだり体をくっつけたりして常に触れ合っていて、どちらかが少しでも怖いと感じたら、キスしたり、お互いの体を触ったり、舐めたり、セックスしたりしていました。
性的な興奮によるものではないので、終わりはありません。疲れ果ててしまうか、不意に恐怖が治るまで、延々とです。甥っ子が射精しても、私がいっても、それで終わりにはなりませんでした。
そのうち私が悪化していき、怖さを、別の怖さや痛みや不快感で紛らわせることを始めてしまいました。
最初は、自傷でした。
でも甥っ子が悲しい顔をして、それが私にも辛くて、結果、SM行為に発展しました。
これも、終わりがないのでかなりのことをしていました。
ホチキスを体中に打ったり、顔にマチ針を刺したり。
甥っ子に、たぶん喧嘩とかでも殴らないような場所を殴ってもらったり。顔とかお腹とかではなくて、性器とか、胸とか、お腹も子宮あたりを拳で深くぐりぐりされたり。痛いというより、恐怖感が凄かったです。
今はもう甥っ子とは別々に暮らしています。
月に何度か会い、その度に関係は持ちますが、SM的なことはあまりしていません。
でもなぜか、2人して泣いてしまいます。
泣きながら甥っ子は私の中に射精して、私も泣きながらいくことが多いです。