僕が高2の頃、仲の良かった友人達には彼女がいましたが僕はいませんでした。
それが恥ずかしく時には落ち込む事もありました。
時々悠太まだ彼女出来ないのかまだ自分でしてるのかとからかわれる事もあちました。
もう悔しくて学校へも行きたくありませんでした。
皆はスマホに撮っては自分の彼女を見せびらかすのです。
そんな事があった日でした、思わず俺にも彼女出来たと皆に嘘を言ってしまったのです。
やったな、とうとう悠太にも彼女出来たかと一応喜んでくれましたが内心不安でした、いつ写真見せろと言われるからです。
それから心配してる事が現実になったのです、皆は見せろ見せろ彼女の写真見せろと迫られたのです。
僕はそのうちなと最初は逃げていましたが、いつまでもそう言う訳にはいかず今度撮らせて貰うからと言ってしまったのです。
落ち込みましたご飯も喉を通リません、いつもは大食いの僕が家族は心配しどこか悪いのと聞いてくれました。
部屋にいると社会人で20歳の長女凛(りん)姉さんが心配して悠太何かあった、まさか学校でイジメとかじゃないでしょうね、
違うよ、いいから出て行きなよと少し強い口調で言ってしまったのです。
すると姉が私で何か出来る?出来る事なら言ってと言うのですが、
その日は何もないよと言ってしまう姉も部屋から出て行きました。
そして次の日でした、僕はある事を思い付いたのです、それは姉に彼女役になって貰う事でした、彼等に姉の写真を見せほらこの人だと証明する事でした。
僕は姉の部屋へ行き事情を説明しました。
姉はなんだそうだったんだ、いいよフリして上げるから、それでどうすれば良い?
僕は皆が見せてくれた写真の様に顔を寄せ合う笑顔写真をお願いすると、簡単じゃん,じゃ撮ろうと言って顔寄せ僕はスマホで撮りました、撮った画像を見ると姉は笑顔なんですが僕の表情が暗いのです。
悠太これじゃ恋人に見えないよもっと明るい顔しなきゃと言って撮り直しました。
今度はまあまあ上手く撮れました。
姉も悩んで無いで何かあった言ってね協力するからと言ってくれたのです。
僕は次の日、学校でなりすまし彼女だと言って昨夜の写真を見せたのです。
おお~すっげ~美人じゃん、この人もしかして年上?
まあそうかな2個上だと2つもサバを読んでしまいました。
どこの人、働いてのと聞いて来るので思わず大学生だとまたウソを言ってしまいました。
しばらくは写真を見せた事でイジメ的な事はありませんでしたが、
次に大変な事があったのです。