「りょう君…。ごめんね。」と妹は言った。そして車から降り、俺の横に並んで腕を組んだ。
「えっ?」俺と彼が同じ台詞を言った。
「お昼ごちそうさまでしたw」
さっきまで余裕ぶっていた顔が青ざめてアタフタしながら
「ミオさんが『夫と同じ場所に一緒にいるのは嫌で違う場所に行って欲しい』って。だからあのホテルのスイートルームを手配したのに!」
「アタシが行くなんて言ってないしw。勝手に自分でホテル決めてただけじゃんw。」
「いや、だって、めっちゃ通じ合ってたやんか。絶対運命の相手だって!オレを選ばんかったら後悔するって! 」
「合わせただけだし、気付けよw。それにママの話ししてくる時点でムリだし。」
「…。」
「じゃあねw。今だったらホテルキャンセルできるるんちゃう?知らんけどぉw。さぁ。りょう君行こw」と俺の手を引いて旅館に入っていく。
「どうして、そんなことしたの?」
「アイツ、ムカついたら、マヤに渡した分ぐらいはお昼ゴチになろうと思ったけどスゴいねw5万は超えてたよw」
ワイン代は別でカードで払ってたな…。
「でもカレ金持ちだから痛くも痒くも無いんじゃない?」「りょう君判ってないな~。あーゆーヤツって『損』が一番嫌いなのw。だからマヤと別れた時にも電車代さえも出さなかったじゃん。」
「でも、危ないからあんな真似しないで欲しい」
と言うと。
「ごめんなさい。それにりょう君にも嫌な気持ちさせちゃったね…。」としょんぼりしながら謝る。
俺の横にちょこんと座り上目遣いで見つめる。俺はたまらず妹とキスをして仲直り完了。
「不安にさせちゃったね…。」と俺の顔を胸に押し当て抱きしめられた。妹の甘い匂いとおっぱいの弾力と柔らかさが心地よかった…。って。ん?
「ミオ?」
「バレたw。」いつものブラジャーの感触がない。
よく見るとワンピースに乳首が浮いていた。触ると「ひゃん」と可愛い声が。
「何時から?」
「朝からずっとw」
ジャンパーに隠れていたので気付かなかった。
じゃあ下は…。
オレが目線を下にしてるのに気付いて妹はニヤ~とほほえみ、台に手をつき四つん場になってお尻を突き上げた。
ニットのワンピースからはパンティーの線が出てない…。ドキドキしながらスリットのスカート部分を捲ると。
縫い目の無い薄いパンティーを履いていた。
「残念でしたw」と妹はニヤニヤしながら言った。
俺はそのお尻に密着しているパンティーを剥がすように下ろし妹の小陰唇を舐め始めた。
「ひゃん?。りょう君ダメだよ…。仲居さん来ちゃう。」「すぐ済ませるから」と未だほぐしきれてない膣穴にぺニスを挿入する。
「あっあっあっ…。」妹の膣の締め付けですぐに射精してしまった。
「昨日沢山したのにりょう君のえっちw。」と妹は淡々とマンコをティッシュで拭いてスカートとパンティーを直す。
会ってすぐにホテルを用意した彼が不思議だった。後日会う約束して、俺が居ない日に口説いたりしなかったのだろうと思ったが…。
妹の仕草や容姿がそうさせたのだろうと納得した。
『今やらないと』って気持ちにさせられる。運転してるときに見たはずだ、小さな顔、大きな目と長いまつ毛、形のいい眉、ぷるんとした唇。大きいけど張りがあって上を向いてるおっぱい、スカートのスリットからはみ出したスラッとした生足。そんな妹が好意的に会話してくれたり見つめてくれたら、たぶん彼も『今逃したら誰かに取られる』って気にさせられたんだと感じた。…俺の様に。
大浴場に入り、浴衣に着替え夕食を食べる。昨日とあまり変わらない料理だったが妹は「奢って貰ったお昼よりこっちの方が好きw」とご機嫌だった。
並んだ布団の1組に二人で入って寝る。
「何で、アイツこんな旅館に来てたんだろう?彼女とのデートだったらもっと豪華な旅館でも良さそうなのに?」
「見せ付けたかったんじゃない?『オレの彼女キレイだろw。羨ましいだろw』って。だからお風呂上がりでも化粧させんだよ。」
なるほど…。お前らにはムリだろうと自慢したかったのに、それ以上の相手がいたと…。
アイツ的には『ダイヤの原石』を見つけた感じだったんだろうな…。そう思うと彼女が不憫に思った。
「カノジョさん、ちゃんと帰れたかな?」
「マヤ?大丈夫じゃない。余裕もってお金渡したし。」
「カノジョさん可哀想だったね。」
「仕方ないんじゃない。どーせ、アイツに寝取られて前カレを捨てたって感じだったし。自業自得じゃない?。」
「えっ?そうなの?」
痛て!。
横で寝る妹に耳を引っ張られた。
「他の女の話、ヤダ…。」
やきもちを焼く妹が愛おしくてキスを重ねる。浴衣の下には下着を着けてなく、はだけた浴衣から太ももからゆっくりと割れ目に沿って愛撫する。指でそっとなぞる度にヌルヌルが増えていき。「りょう君…。焦らさないで、来て…。」と言われ妹に跨がり正常位で挿入する。「う、うん…。」と妹の声が漏れた。ゆっくりと膣の奥を叩くように腰を打ち付け滑らかな肌に吸い付いた、「うぅん、、、あハァ。」妹の声が愛おしい。アイツのモノになるかもしれなかった妹の身体を自分のモノだと確認するかの様に触りまくる。妹の膣内に包まれている感触に浸っていると。
突然ガシッと脚で腰を固められた。
「りょう君食事してた時、どんな感じだったw?」顔を逸らそうとすると両手で戻された。観念し「…不安だった。アイツと仲良さそうだったし、ミオもアイツばっかりで俺の方見てくれなかったし…。ミオの演技に騙された。」と白状すると。腰のロックは解かれ「それ演技じゃないよ…。」と言われた。
「えっどういう事?」まさかアイツの方に気持ち揺らいでた?不安がよぎると妹は首に腕を回し俺を身体ごと引き寄せた。弾力のある胸が心地よかった。
「そんな顔で見られたらぎゅーーってしたくなるじゃん。」「だったら途中で止めれば良かったのに」と妹の両胸に埋もれながら言うと「りょう君の泣きそうな顔みたらゾクゾクしちゃってw」
妹は妖艶な笑顔で俺を見つめた。
ビクビクビク!膣壁が俺のぺニスを撫でる様に動いたのでビックリした。
密着した状態でお互い腰を動かした。「重くない?」と聞くと「心地いい」と返ってきて何度も口と舌を重ねた合った。絶頂が近づくと「いいよ…。
」と言われそのまま妹の中に放出した。「ふぅーーl。」と妹は息を吐いて呼吸を整えていた。
「今頃、アイツ独りでスイートルームでワイン飲んでるかなぁw」妹は冷えた熱燗を寝酒しながらニヤニヤ笑って言った。
「何ですぐに仕掛けてきたんだろう。」自分の答えは出ていたが妹に聞いてみると。
「ん~?そりゃ獲られた負け犬の表情が見たいのと、それがいつものやり方だからだよw」予想外の回答に驚いたが続きを聞いた。
「マニュアルがあって、相手にシンデレラ気分を押し付けて冷静な判断が出来ない内に食べちゃうw。まあ、お金持ってるし、顔もまあまあだから、今までそうやって彼女を乗り換えてたんだろうね~。自信があったから自分へのご褒美も兼ねて高いホテルで寝取った女を肴に優越感に浸りながら祝杯するつもりだったんだろうねw。」
妹が事後でベッドで横たわってるのを見ながらワイン飲んでる彼を想像して気分が悪くなった。
「それなのにwアイツの自信と優越感が崩れた顔wざまぁって感じだねw。」
後日、元カノジョさんが律儀にもお金を返しに来た。妹は知り合いの店とカラオケに彼女を連れて行き、そのお金は使いきったらしい。