ぼくの父は、祖父が興した会社を大きくして、上場までさせた実業家です。
兄はぼくよりも7歳上で、K大学を出て大手銀行に就職、昨年退職して
父の会社に入りました。
父は頭がよくて両親の期待通りに育ち、もともと父の後継者の予定なので
銀行への就職は社会勉強と銀行とのコネクション作りだったのでしょう。
姉はその2歳下で、ピアノを子供のころからやっていて、音楽家や役者を
輩出しているT大学に入学、今は高校で音楽教師をしています。
ぼくは姉よりも4歳年下で2年前、そこそこの大学をなんとか出ましたが
親から言わせると"2流"だと。 子供のころから親には全く期待されてなく
ほぼ放任でした。 中学、高校で陸上競技に打ち込んできて、いい成績を
おさめてきましたし、大学もストレートで入りました。
でも、ぼくがキレることがあって、一瞬暴力的になることがあって、先輩や
父親を一発だけ殴ったことがあるのです。
それに大学2年のときからひとり暮らしをして夜の世界の仕事も始めてから
両親は学費は払ってくれましたが、ほとんど放置状態でした。
ぼく自身はそれでよかったと思っています。
働いていた店自体はきれいな店でしたが、いろいろなお客さんが出入りして
いて、ぼくはやばい人も含めて、人気がありそっちの世界にもかかわりが
できたのです。
風俗嬢の通いヒモになったことや、大人の女性との交流サークルのヘルプ
みたいなものもしたし、生活は乱れてきました。
でもまじめな血統は残っていたのか、大学は卒業しました。
1年前に就職もしましたが、最初に配属された職場の上司を一発殴って、
退職し、またすぐ夜の世界専業になりました。
バーは任されていましたが、コロナ禍でもあり経済的な収入の多くは、女性
関係でした。 もともと表立った仕事ではないので口コミもあり、ぼくの
チンポは乾く暇もありませんでした。
前置きが長くなりましたが、先月、兄から連絡があり、姉が6月に結婚する
お前のとこ連絡来たか?ということでした。
また引っ越したからかな、と思って気にしませんでしたが、大好きな姉が
結婚するのは残念だけど、祝福の気持ちが上でした。
相手は兄が勤めていた銀行のエリート行員で、親が見合いさせて決めたそうです。
姉は首都圏の県でひとり暮らしをしているので、日曜日にお祝いに行きました。
そこで結婚式の案内もくれるだろうと思ったのです。
姉に会うのは久しぶりでしたが相変わらずきれいで、にこやかに迎えてくれました。
でも、結婚式のことを聞くと、顔を曇らせてぼくから目を反らしました。
言いずらそうに姉は、結婚式に出てほしくない、と言いました。
理由を説明もしてくれたし、落ち着いたらいつでも遊びに来て、と申し訳なさそう
に言ってくれましたが、ぼくはあまり聞いていませんでした。
理由はわかっていました。たぶん親の命令でしょう。姉自身もかも。
アッシュグレイに髪を染めてピアスもしてる、女の慰み者ものになってる男が息子
だとか、弟だとか思われたくないからでしょう。
そう思ったら、また手が出てしまいました。
姉を力を込めてひっぱたいたのです。
ぼくの暴力癖は一発で普通収まるのですが、大好きな姉に裏切られた気がして
倒れた姉の上に馬乗りになり、もう一度手を上げました。
でも姉の涙を浮かべて怯えた目をしてる姉を見て、性衝動に打たれました。
犯してやる、それしか頭にありませんでした。
姉の首を左手で抑えて、右手でシャツの胸元を開けて、下着の中に手を入れました。
女を無理やりやったことはあります。でもそれはそういう嗜好がある女性で、
その女のリクエストでそうしていたのです。
でもその時ぼくも興奮したので、今回も迷いはありませんでした。
首を絞めた手と目で姉を威嚇しながら、姉の下半身を露にして、ぼくのモノを
姉は首を振り囁くような声で、やめて、とぼくに訴えますが、いまさら止めら
れるわけありません。
姉の女の入口に、フル勃起したチンポを擦り付けました。
条件反射なのか、姉のそこは濡れていました。
目を閉じて観念したような姉の顔を見つめながら、入りました。
経験が多いぼくにも姉のそれは蕩けるようないいものでした。
ゆっくりと確かめるように挿出をしばらくしながら、徐々に早くして
いくと、姉の口からは甘い喘ぎが漏れてきました。
そのままぼくが口づけして舌を入れると躊躇いがちに吸ってきました。
そこで開き直ったのか、快感に耐えられなくなったか、腰が動き始め
ました。
ぼくは挿出しながら姉の服をほぼ脱がして、胸にも愛撫を施しました。
もう怒りとか欲望とかではなく、女にサービスしてるような気持に
なってきて、いかせてあげるよ、と姉に囁きました。
姉は、ぼくの背を抱きしめて、怯えたような声で、イクから…やめて
と囁きました。
ぼくがさらに早くチンポを打ち込むとすぐに、だめ!いく!いくっ!
体を震わせながら、小さく叫びました。
ぼくはまだ射精せず、チンポで姉を貫いたままでした。