2019/08/27 サルート
2020/08/01サルート 小旅行
だいぶ前の投稿でニーズはないと思いますが、続きです
妻が出産した2日後の土曜日に、妻の母と一緒に病院に見舞いに行った。義母は有里の勤める幼稚園の理事長をしている。幼稚園の経営者として凛としたところがあり、はっきり言って私は苦手だった。病院の帰りの車の中で、子供が生まれた幸せの中にいた私は、義母の言葉に凍り付いた。
「有里が里帰りしてから、夜はお母さんにお世話になってるの。」
「えゝ・・・食事は、母屋で摂ってます・・・。」
「もう、セックスの事に決まってるでしょ。」
「・・・・・・」
「ふっ、そんな全部知ってるのよ、加奈子があなたの事を私に相談に来たから。それで有里とお見合いさせたんだから。」
義母は私と有里の結婚までの話を始めた。
「あの子、全然結婚する気がなかったから、刺激するつもりで、あなたと見合いさせたんだけど。」
有里が私と結婚すると言い出した時、義母は私と母加奈子の関係を話したが、有里はそれで良いと承知したという。
「最初は、驚いて、3日くらい悩んでたのよ。でも有里は、あなたとセックスをして初めて女の悦びを知ったんだって。それも何度も、何度も続いて訳が分からなくなるまで。だから、あなたとは離れたくないって。お母さんとセックスできないように毎日私が裕司さんの相手をするって言いだしたの。『浮気相手が母親なら逆に心配いらないし』って割り切っちゃたの。」
「有里と母はそのことを話し合ってるんですか。」
「さあ、私は知らない。阿吽の呼吸ってとこじゃないの。」
義母は、可笑しそうに微笑んだ。
有里の実家に帰りつき車を止めると、義母が助手席でスカートを太腿まで引き上げて、私の顔を覗き込むように見た。
「このストッキング、ガータベルトで止めてるの。あなたの大好きなサルートの下着よ。この間、デパートに行ったとき、一揃い買ったの。下着にあんなにお金出したの初めてよ。ねえ、見たい。」
私は恐る恐る頷き「はい」答えていた。