中学の入学式を迎える前日に兄に女にされた。
以後、共稼ぎの両親の目をかいくぐっては、まるで盛りのついた獣同士のように兄に肉体を捧げて貪られ続けた。
自縛して自慰行為に耽っていた淫らで被虐的な私の性癖。
それを兄は知っていた。
下着と共にタンスの引き出しの奥に隠していた縄とメンソレータム。
兄は私の留守に何度も下着を物色しては勃起したペニスを扱いていたらしい。
私は自らの愛用していた縄で兄に縛られて犯された。
自慰行為の時に妄想していたように望んでいたかたちで強姦された。
兄を恨むような気持ちはまったく無かった。
むしろ、セックスの快楽と女の悦びを教え込まれたことに感謝している。
私の心は兄に依存し、支配を望んでいた。
主様にお仕えする奴隷のように…
私は、兄に隷従することを誓った。
マゾヒストとして生きることを決めた早熟な牝奴隷として。