小さいときに母を亡くし、私の父は男手一つで私を育ててくれました。
そんな私は大学を出ると就職し、そこで知り合った男性とお付き合いをし結婚することになったのです。
結婚式まであと1か月というとき、私は父に感謝という意味で父に寝室へ行き抱いてもらいました。
「お父さん、今までありがとう。今夜は私を抱いてほしいの。」
最初はびっくりしていた父もやはり男でした。
母が亡くなって16年、父が初めての男性ではないけれど私もそれとなくうれしかったのです。
その夜はあくる日がお休みだったこともあり遅くまで抱き合っていました。
しかし、翌日からは新型コロナが騒ぎ出し3蜜が騒がれ自粛ムードに。
結果、結婚式場からの要請もあり式も秋に延ばすことになったのです。
一度ついてしまった火は消えることなくくすぶり続け、日中婚約者とあっても早く別れて父が待つ家に帰るようになり抱かれているんです。
今ではくすぶりの火がだんだん大きくなり一緒にお風呂まで入るようになり、休日の日は前夜から外が明るくなっても寝室で過ごすようになり、
たまに父と外に出てもラブホテルを探して抱かれるようになってしまったのです。
「奈美、お前本当に結婚するのか。」
「ええ、だって私彼のことも愛しているんだもの。でも、ときどきお父さんとも会ってこんなことしたい。」
私はそう言って父の腰の跨ると、父のものを握り自分の中に入れていくのです。