それからは週に1度は立ち寄って、おばあちゃんに抜いてもらっていた。
祖母は小さな体に小太りで、還暦は過ぎていたと思うが色白で齢より若く見えた。
そんなある日、いつもの様に手こきで抜いてもらった後、祖母に聞いた。
「おばあちゃんはどうして平気でやってくれるの?どうしてこんなに上手いの?」と。
そしたら祖母の言うには、こうだ。亡くなったおじいちゃんとの生活で何が一番つらかったと言えば
夜のお勤めがつらかった、と。校長という仕事柄、外面的には品行方正で、その上酒もタバコもたしなまず
唯一の楽しみは夜のセックスのみで、毎晩のようにやられ、それが一番辛かった、と。
生理のときも必ず求められ、尺八(フェラ)の苦手な祖母は千ずり(手こき)の技を磨いたと。
祖父は定年まじかのとき、やりながら心臓発作で祖母の上で複上死したことを明かした。
「へ~、あの厳格な祖父が」と、にわかには信じられない気持ちだった。人は分からん内面があるものだと。
「ああ、おらも早くやりてえな」とつぶやいたら、しばらくして祖母が「明日ならいいよ」と言った。
次の日の帰り、「本当かな?」と疑心暗鬼で祖母の家に入った。祖母はガウン姿だった。
「シャワーを浴びてきて」という祖母に、これは本当だ、確信した。
急いでシャワーを浴び、出たら寝室に来るよう促された。行くとダブルベッドに祖母が寝ていた。
ここにと言うように寝ているかたわらをたたいた。僕の心臓は口から出そうにドキドキした。
僕も祖母のそばに仰向けに寝た。緊張からか何故か僕のものは立たなかった。すると祖母はいつものように
僕のペニスをやさしくしごき出した。すぐ勃起した。僕は起き上がり「マンコが見たい」と言った。
祖母は無言でガウンのすそを開いた。白い肌にこんもり繁った陰毛が見えた。そして縦に一筋の割れ目があった。
僕は夢中になって大きいオッパイを鷲づかみにすると、一気に自分のいきり立つペニスをぶち込んだ。
・・しかし、「こうするの、ああするの」と祖母の技術には所詮かなわなかった。すぐに僕は射精して果てた。
祖母は身動きせず横を向いたままだった。「どうしたの?」と覗き込んだら祖母は泣いていた。
「おばあちゃん、ごめんね」と謝ったら「筆おろし、こんなおばあちゃんで良かったの?かわいそうに」と言った。
そして祖母は起き上がりながら「昔ね、出兵する独身の息子に、近くに遊郭がない田舎では、女を知らずぬ息子が
哀れで母がやって送ったという話はよくあったものよ」と言った。
その日から、祖母の家はカギがかかって僕を入れることは亡くなった。その祖母も数年前に亡くなった。
今年の彼岸には祖母の墓参りをしようと思う。そして「おばあちゃん、ありがとう」と。
本当に優しかったおばあちゃん。僕にとっておばあちゃんは正しく唯一の「校長先生」だ!。・・終わり