私は43歳でシングルマザーです。
息子は昨年春から大学生ですが、関西の方の大学なので
家からは出ています。
それまでは2人暮らしでした。
私は若い時に出産、結婚を経験しましたが、当時の夫の裏切りにより
30歳のときに離婚し、それからは仕事と息子への愛情を支えに
一生懸命生きてきました。
男性と知り合う機会も多かったのですが、離婚前のつらい記憶や男性への嫌悪感から
お付き合いすることは一切ありませんでした。
子連れということもあり、男性たちからもそれほど強く口説かれたこともありませんでした。
でも女ですから男性を愛すること、愛されることを潜在意識として心の奥にしまってあったのでしょう。
身近にいる息子に、母として精一杯の愛情を注ぐ一方で、成長し大人になっていく息子に
女としての愛情も育んでいたのです。
どうやら息子もその私の愛情を感じ、私を女として愛してくれていたようなのです。
息子が大学に通うため家から出た時の喪失感により、自分が息子をどれだけどのように愛していたのか自覚しました。
毎日、息子がいない部屋で過ごす夜が寂しくて、いい歳して、泣いてしまうこともありました。
息子が夏休みで帰宅したときには、嬉しくて、毎日ウキウキしていました。
そんな夏のある夜、私は仕事仲間とのお酒を飲んで帰宅しました。
息子も少しあとにアルバイトから帰ってきました。
私は酔いもあって、息子に甘えるようにボディタッチして、
「一緒にワイン飲も」とリビングで少し飲みました。
外は雨と風が強く、なんとなく不安な気持ちになって、息子にピッタリ寄り添っていました。
そして、雷鳴が突然なり響いたとき、私は息子にしがみついてしまいました。
しばらくそんな体勢でいたとき、息子と目が合い見つめ合ってしまいました。
息子が唇を寄せてきたとき、ごく自然に私はそれを受けとめ、
唇を重ね舌も絡めました。
いろいろな衝動により、なんの躊躇いもなく、男と女になりました。
息子が「愛してる」といいながら私の服を脱がせ、露になった肌に愛撫を施してきたとき
私は相手が息子ではなく、最愛の男性だと思ってそれに応えました。
息子が荒々しく、欲望のままに男性器で私の女を貫いたとき、
歓喜の声をあげ、息子の頭を抱きしめました。
その夜、朝まで愛し合い、翌日もまたその翌日も、恥ずかしいくらいに愛し合いました。
もちろん、大学をやめるわけではないので、あれからも一時帰宅している日々は
おそらく夫婦よりも激しく、何度も何度も愛し合っています。