春分の日に母方の墓参りに、叔母文子と出かけた。母と3人での予定が母は急用が入り二人で出かけることになった。44歳の叔母は痩せ型で背も高く子供の頃からきれいな叔母だと憧れていた。片道約一時間のドライブは、「士」の付くキャリアウーマンである叔母とは会話もはずんだ。
帰り道に”道の駅”により休憩をとると小さな足湯があり、叔母が「入っていこうよ」と言い出した。叔母は、さっとストッキングを脱いでスカートを捲り上げ足湯につかった。叔母は透き通るように色が白い、あらわになった叔母の太腿を見ていると〝触りたい"という欲望が抑え切れなくなった。叔母の太腿に掌で触ると、叔母が体を大きく揺らし「キャッ」と小さな声を上げた。
「雅之、びっくりするじゃない。こんなオバさんの脚触ってどうするのよ」
「無茶苦茶、気持ちいい。すべすべ。お願い、もうちょっと触らせて」
「もーう。気のすむまで触ってなさい」
呆れたように甥の悪ふざけと受け流していた。近くに叔母と私以外いないことを良いことに、膝から太ももを何度もゆっくりと撫で上げていった。熟年の女のしっとりとした肌の柔らかさと弾力が堪らなく気持ちいい。
「ねえ、20も年上の女の脚触って興奮するの?」
「俺の初体験の相手は、高校の時バイト先のパートの人で、今の叔母ちゃんより年上だったから」
「え。なにそれ」
「で、今も会社の年配のパートの人と仲良しだし」
「雅之は独身でいいけど、向こうは不倫でしょ」
そんな話を続けながら、掌は太腿のつけね辺りをゆっくり撫で、徐々に指が布にかかっていった。化繊のつるりとした感触が伝わってきた。指先に神経を集中させ人差し指と中指で叔母の亀裂の上を軽く撫でるように動かしていく。叔母の呼吸があれてきていたが叔母は止めようともせず会話を続けた。
「若い子のほうが、肌がピチピチしていいでしょう。」
「俺は、同じ年ぐらいの子と付き合ってもダメなんだ。40過ぎのしっとりした肌が気持ちいい」
亀裂の上をゆっくりゆっくり指先でなぞり続けると、そこは湿り気を帯びてきた。叔母は目をつむり私の掌の動きに身を任せていた。叔母のショーツは思っていたのと違いローライズだった。思い切って掌をゴムの中に潜らせた。柔らかな茂みの中で亀裂に中指を当て動かしていく。叔母のうなじが赤みを帯び、叔母は押し黙ったまま目を閉じていた。話し声と足音がし数人のグループが近づいてきた。叔母はさっと立ち上がり「帰ろう」と言って速足で車に戻った。