板橋区のとある駅のそばで不動産業を営んでいます
2月末ころから早めに大学合格した来春の新入生
たちがアパート探しに来店するようになりました
そんなある日に来店した親子。
ちょっと幼いかなという感じの男の子とその母親。
アラフォー世代かなと思いました
聞けば前日に合格が判明して、すぐにアパートを押
さえに来たそうです。自宅は千葉南房総とか。
早速条件を伺い、数件候補のアパートの情報をお見
せしました
ただ、学生向けのシンプルなアパートはお気に召さず、
社会人向けの室内調度品もしっかりしたタイプを
ご希望。家賃も学生向けに比べると割高ですが
それでも大丈夫だそうです
午後からお車で内見に。
3件目くらいでちょっと違和感を覚えました。
実際に住む当人よりも母親の方がチェックが厳しい
まるで自分が住むかのように。
普通でもそういう傾向はもちろんありますけど、で
も母親目線で子供が住みやすい、安全、便利・・とか
そして5件目くらいに4階建ての4階の2LDKのお部屋に
お連れしたら部屋も明るくて、風も抜けるし、と気に
入っていただけました。
こちらもほっとして、事務所にその物件の詳細を再確
認の電話を入れていたときです。
隣の部屋を見ていた親子の行動。息子さんが母親のス
カートの中に手を入れてお尻を触っている。
母親は逃げるわけでもなく、押し入れの中とかをチェ
ックしています。
じゃぁ、これから事務所戻りますので、と電話を切っ
たら、二人の身体は離れていました
帰りにクルマの中でも綺麗なお部屋でよかったわね、とか
静かな環境で何よりだわとか母親には喜んでもらえました
通常入居日は4月に入ってからなのですが、こちらの学生
さんは早く環境に慣れたいし、ということで即入居、1週間
後には転居するということで成約となりました
入居の日、鍵をお渡しに現地に行き、ついでにその隣の402
の部屋のチェックもしようと思っていました。
この階は最上階で401と402号室の2室あります
午前中鍵をお渡しして、ベッドや電気製品などの搬入が
午前中。電気ガス、引っ越しゴミのチェックのために
夕方再訪問。
全ての引き渡しが完了して、401から退室
つづいて402の畳の状態、風呂やキッチンの器具の動
作確認などチェックしていたときでした。
隣室からうめき声のような声が。
こちらの部屋はがらんどうだからなのか、隣室音が
ちょっと響きます
隣には引っ越しを終えた親子がいるはず。
・・とすると。
やってはならないのですが、つい、壁に片耳をつけて
隣の様子をうかがってしまいました
しゅんちゃん、しゅんちゃん・と母親が息子に甘えた
声でよび。それに応えるかのようにママ・・とこえが
しています
えぇ~っと驚きつつも息を潜めて隣室の様子を
探ってしまいました
母親の息が荒くなる様子がきこえます、でも壁越しで
音がくぐもっていて聞き取りにくくもどかしさが
つのりました
親子で・・・と驚きつつも先ほど別れた母親の
スタイルの良さを思い出し今どんな姿なんだろうって
妄想だらけです