親子でも家族でも、行きつくところまで行ってしまうと、所詮はただの男と女だという事を思い知らされました。
最初の頃こそ感じていた自己嫌悪感や背徳感すら今では全く感じなくなってしまい、息子から与えられる快感に身を委ねるだけの女になりました。
息子とのことを夫に知られたわけではありませんが、夫婦関係もおかしくなってしまい、ついに昨年夫と別れました。
夫は有名企業勤務で仕事ができる人でしたが、半面自分から「英雄色を好む」と豪語するような人で、特定の女性と不倫するようなことはありませんでしたが、付き合いが派手で浮気はちょこちょこしていたようで、数年前から夫婦の仲は冷えていました。
それは今から4年前、ほんの些細なきっかけから始まりました。
夫はその少し前から福岡に単身赴任していて、当時17歳の息子と41歳の私だけの生活が始まったばかりでした。
私が高校のクラス会に出席して、かなり酔って帰ってきた日のことです。
久しぶりに懐かしいお友達たちと会ったことで、少し飲み過ぎてしまい夜の11時頃に帰宅しました。
飲み過ぎたと言っても、記憶をなくしたりフラフラになるほど飲んだわけではありませんが、逆に帰宅後も陽気にはしゃいで息子に抱き着いたりキスしたりしました。
私は息子を溺愛に近い感じで育ててきたので、普段でも時々ふざけておでこやほっぺたにチュッとキスすることはあるんですが、いつもなら嫌がって怒る息子が、その夜は怒ったりしませんでした。
私が酔っ払っているから呆れているだけかな?と思いましたが、私は息子が怒らないのをいいことに、何度もしつこくキスをした記憶があります。
何度かそんなことを繰り返していたと思いますが、一瞬なにがなんだか分からないうちに、ソファーの上で体が一回転して息子の顔が目の前に来ました。
強引にディープキスをされて、そのあと訳が分からないうちに裸にされて体中触られ舐め回されて…
私は気が動転してほとんど無抵抗でしたが、挿入だけは抵抗してさせませんでした。
息子は何度か挿入しようとしていたようですが、私が抵抗したのと、女性経験などあるはずもないから上手くできなかったんだと思います。
でも髪の毛をつかまれて強引にペニスを口に突っ込まれて、そのまま口の中に射精され…
そんなことが1時間くらい続いたでしょうか、息子は私の口と乳房に2回射精して自分の部屋に逃げるように行ってしまいました。
私はみじめな姿でソファーの上に転がったまま、ショックでしばらく動けませんでした。
私は息子のことを、おとなしくてまじめな子だとばかり思っていました。
プロレスやK1が好きな格闘技オタクでしたが、本人は格闘技どころかスポーツをやることもなく、部活も文化部に入っているような子でしたし、家庭でも私や夫に反抗的な態度を取るどころか口答え一つしないような子でした。
その息子があんなことを…、その時はショックで3日間ほど臥せったほどでした。
息子も気まずいと思っていたのか、私と目を合わせることも話しかけてくることもありませんでしたが、それも何日か経つうちに徐々に元の親子関係に戻っていきました。
私は「あれは悪い夢を見たんだ」と自分に言い聞かせて、何とか平静を装いましたし、敢えて息子のしたことには一切触れないように努めて過ごしました。
それに息子だって何日も気まずい思いをしたのだろうから、もう二度とあんなことをしないだろうと思いました。
事件からひと月ほど経った頃になると、もう親子関係は修復できたと思って何も疑っていませんした。
ところがある週末の夜、私がお風呂から上がって寝室に行くと、その後を追うように息子が入ってきて私を抱きしめたままベッドに押し倒しました。
もちろん抵抗しました、それもそれまでの人生で一番必死になって。
でも思い切り振り下ろした拳が息子の頭に当たり、そのまま頭を押さえて痛そうに呻く息子の姿を見た瞬間抵抗できなくなってしまい、思わず「大丈夫だった?」と言って自分から体を寄せてしまいました。
私が息子の頭を見ようとした時でした。
凄い力で抱き着かれて押し倒されてそのあとは最初の時と同じ…
裸にされて体中舐め回されたり撫で回されたり、そしてこの夜は偶然なのか弾みなのか息子に挿入されました。
頭では抵抗しなければいけないと思っても、頭を強く叩いてしまった時に息子が苦しんでいた様子を思い出して何もできませんでした。
息子は挿入して間もなく射精して終わったので、すぐに息子から体を離してお風呂場に逃げ込みました。
中に射精されてしまったので、早く洗い流したいと思ったのと、その場にいたくなかったからです。
かなり長い時間頭からシャワーを浴びていたと思いますが、その時は「とんでもないことになってしまった」と言う気持ちしかありませんでした。
何分何十分そうやっていたかも覚えていないほど呆然として、髪の毛も拭いただけで乾かさずに裸のまま部屋に戻ると、再び息子が襲ってきました。
もう抵抗する気さえ失せていた私は、「もうどうにでもなってしまえ」と、開き直りにも似た気持ちで息子にされるがままになりました。
だからでしょうか、それまでは息子に触られたり舐められたりしても、ただ忌まわしいだけで全然感じたりしなかったのに、自分でも信じられないくらい感じました。
私にとって感じてしまったことは屈辱以外の何物でもありませんでした。
息子に犯されているのに感じてしまう自分と女の性を恨みながら、アソコをしつこく舐め回されて幾度となく頂点まで昇り詰めました。
そして挿入されて、ただ乱暴に突き入れられてだけなのに何度も昇り詰めて、最後は中に出されて…、それをこの日の夜は3回も繰り返されました。
女性経験などあるはずのない息子があんなことをどうやって覚えたのか…随分あとから息子から聞いて分かったことですが、息子はエッチなビデオを見て男優のやることを真似たそうです。
深夜になって息子もやっと落付いたのでしょうか、最初の時もこの夜も事の最中は無言だった息子が「お母さんごめんなさい。お母さんのことが好きになっちゃって、どうしても我慢できなかったんだ。お母さんのことを大切にするから、これからもずっと俺と一緒にいてね」と言いました。
私はその言葉を聞いて、なぜか涙があふれてきて声を立てて泣きました。
悔しかったからなのか、優しい言葉を言われたからなのか、息子の生い立ちのようすが頭の中に浮かんで来たり、夫とのことを思い出したり、とにかくいろんな気持ちが混ざり合って涙が止まりませんでした。
息子に抱き寄せられて、その胸に顔を当てて明け方まで鳴き通し、いつの間にか眠ってしまったようでした。
多分2~3時間しか眠ってないと思いますが、翌朝かなり早い時間に目を覚ました時には、息子はもう部屋に戻ったようで私一人でしたが、ちゃんと掛布団を掛けてくれていました。
ぼうっとしながら起き上がり、深夜息子に汚された体をきれいにしたくてシャワーを浴びました。
血の通った息子に無理やり犯されたのに、途中から感じてしまい歓喜の声を上げ、最後は胸に縋るように泣き通した自分が情けなくて恨めしくて、死んでしまいたいほど気が重かった…、それでも何とか体を洗い清めて、なんとか日常に戻ろうとしました。
息子はだいぶ日が高くなってから起きてきましたが、お互い何も言えず、目を合わすことすらできずに、すぐに部屋にこもってしまいました。
私は何も考えたくなかったので、家事に没頭しようと思い、掃除洗濯買い物と、まるで年末のように一日中働き詰めに過ごしました。
お夕飯も二人向かい合って食べましたが、息子は無言のままさっさと食べたあと、私を無視するようにテレビを見始めました。
ところが私がお風呂から上がって裸のまま髪の毛を乾かしていた時でした。
息子が後ろから私を抱きしめて、耳元で「ゆうべ言ったこと、嘘じゃないよ、本当だからね」と言ってうなじに唇を押し付けてきました。
私は咄嗟に息子を振り払って「私たちは親子なの、だから二度とあんなことしちゃいけないの」というようなことを言って逃れようとしました。
でも息子に正面から抱きしめられ半ば強引にキスをされると、不思議と体から力が抜けていくのが自分自身でわかりました。
そのまま息子の部屋に連れて行かれても、私は抵抗すらできませんでした。
そして深夜まで、前夜と同じように一方的に蹂躙されました。
一方的に…それは自分自身を誤魔化すために、そう思い込もうとしているだけだったのかもしれません。
その夜の事は、途中から息子に一方的犯されたとは言い切れないものでした。
もちろん私の方から積極的になることはありませんでしたが、なに一つ抵抗もせずに息子に身を任せ、何度も昇り詰めるほど快感に溺れました。
そして途中から息子に命じられたとはいえ、口に含んで愛撫したり上に乗って射精まで導いてしまった…、そんな私に息子を責めたり咎めたりする資格なんかありません。
翌朝目を覚まして寝室から出て行くと、息子はもう学校に行ったあとでした。
前夜のことを思い出して落ち込みました。
自分がしたことを思い出して、本当に死んでしまいたいくらい落ち込んで、家事も手に付きませんでした。
何も考えることができず、窓から遠くを眺めてぼーっとしたり、衝動的に我が身を汚く感じて、シャワーを浴びてこすり過ぎて痛くなるほど体を洗ったりしていたように思います。
夕方、息子が帰ってくる時間が近付くと、何もしていないのに心臓がドキドキして眩暈がしました。
それでも息子のためにお夕飯の支度を始めてしまう、やっぱり私はあの子の母親なんだなぁと思うと、自然と涙が出ました。
息子は帰宅すると、馴れ馴れしい感じでベタベタしてきました。
それは母と子のものではなく男と女の馴れ馴れしさです、まるでお前は俺の女と言っているような感じで体を触ったり後ろから抱き着いて来たり。
私は振りほどいたり止めるように言いましたが、息子は意に介さないという表情でしつこく絡みついてきました。
家の中のどこへ行っても後からついてきて胸やおしりを触ったり無理やりキスしたり、あまりのしつこさに抵抗する気もなくなってしまいました。
それでもなんとか「そんなにくっ付かれたら家事ができないから」というと、息子はまとわりついてくるのを止めました。
でも私が忙しそうにしていない時は、こうするのが当然のような態度でベタベタというかいちゃいちゃというか、私にまとわりついてきました。
もう毎日こんな状態でした。
息子は学校から帰ってくればすぐに私にまとわりついてきて、キスされたり胸やお尻を触られたり。
「御飯の支度がるから」「家事ができないから」と言えば止めてくれましたが、時々はなにを言っても止めてくれず、裸にされて体中を手や口で愛撫されてセックスまで行ってしまうこともありました。
夜は夜で息子が私の部屋に来るか、私が息子の部屋に連れて行かれるかの違いだけで、息子に体を弄ばれた挙句にペニスを挿入されて何度も昇り詰めさせらて…そんなこと2時間くらいの間に2~3回を繰り返す毎晩でした。
こんなことが半月も続いてしまうと、初めの頃は次の日に息子の顔を見るのも声を聴くのも辛かったはずなのに、もう慣れっこになってしまい、親子の会話も普通にかわすようになり、私も落ち込んだり悩んだりするようなことがだんだんなくなっていきました。
もちろん日中息子のいない時間に「今夜こそ止めさせなきゃ」と思うんですが、学校から帰ってきた息子に言い寄られたり抱きしめられたりすると、昼間思ったことを忘れてしまいました。
そして1か月が過ぎた頃には、私自身罪の意識さえ薄れてしまい、ここまで来てしまったら夫や誰かに知られたりしなければ構わないのではないかと思うようになりました。
そして更に時が経つと、仕事ばかりか付き合いが派手で家庭や私のことを見向きもしない夫よりも、「愛してる、ずっと一緒にいてね」と言って毎晩のように私を求めてくる息子の方が愛おしいとさえ思うようになって行きました。
私だって妻や母親である前に一人の女です、男の人に本気で愛されて大事にされれば、それが息子だとしても素直に受け入れたい気持ちになります。
そして受け入れてしまうと、それはもはや親子ではなく夫婦のようなものです。
息子は新婚当時の夫以上に甘く激しく私を愛してくれている…そんな風に感じました。
そんな気持ちを抱いたまま過ごしているうちに、私にとって息子はもう息子ではなく、夫に代わる存在になっていました。
「もう夫なんかいらない、この子さえいてくれたら私は幸せなんだ」、そう思うようになると、夜ごと繰り返される情事では私も積極的に息子を愛するようになりました。
それでも絶対に会ってはならないことがでもたった一つだけあります。
それは私が息子の子供を身籠ることです。
私だって40を過ぎたばかりでしたから、妊娠する可能性は十分にあります。
夫の単身赴任中に妊娠し、相手を調べられたら息子だったなんてことになったらもう生きていけません。
ところが息子は避妊のことを全く考えてくれませんでした。
今でもそうですが、こんなことを繰り返していれば私は妊娠してしまいます。
そこでコンドームを買って着けるようにしましたが、「これ着けると気持ちよくないから嫌だ」と言って、じきに着けたがらなくなりました。
困った私は産婦人科の先生に相談してピルを飲むようにしました。
もちろん相手が息子であることは言えるはずもないので、夫が避妊に非協力的だという理由を作って相談しました。
妊娠の心配が限りなくゼロになったことで、私は息子との情事に溺れました。
そして昨年、とうとう夫と別れました。
もしかしたら夫は勘の鋭い人ですから、私や息子の態度を見て二人の関係に気付いたかもしれません。
でも、そんなことはもうどうでもいい、もしも夫に聞かれれば、息子とのことを正直に言ってもかまわないと思っていましたから。
夫と別れた私は息子を連れて実家に戻りました。
息子の通学時間が長くなってしまうのが可哀想でしたが、他に住むところはないし、私も仕事を探さなければなりませんでしたから、ひとまず実家に戻ることにしました。
父は既に他界しており実家は母が一人なので、私と夫が離婚したことを気に病むどころか、私たち親子が戻ることを喜んでくれました。
実家に戻ってからは母の目もあるので、息子は日中ベタベタとまとわりついてくることを控えるようになりましたが、母が留守の時や深夜になると相変わらずというよりも、それまでのようにベタベタできないことの反動でしょうか、それまでにまして私を激しく求めてくるようになりました。
母は22時頃になると、自分の部屋で布団に入りテレビを見ながら眠る習慣があるので、その時間になると息子が私の寝室に来ます。
それから2時間ほどお互いの体を愛し合い、女の私には書くことが憚れるような行為に浸ります。
私は大きな声や物音を立てると母に見つかってしまわないかと、枕や布団で声を押さえましたが、ハラハラしながら重ねる行為は、逆に凄く興奮することをその時に知りました。
始まってから4年、もう後戻りはできませんが、息子も21歳の大学生になりました。
そんな遠くない将来に就職、そして結婚して私の元から離れていくのでしょうが、それまでの間は息子に愛される女でいたい。
ダメな母親です。