当時、俺は普通の二流の大学生をしていました。妹は高校生でした。俺の家は今時よく見る新しいタイプで流行りの外観の建売住宅っていうのではなく、祖父母の代から住んでいる、昭和の香りが漂う2階建て木造建築です。なぜ建物の話をするのかというと、この話のきっかけは、すべて建物の壁の薄さが発端であったので、この部分はどうしても書かずにはいられなかったのです。
そこで、僕が大学2年の頃、妹に彼氏ができた。というニュースが我が家でありました。それが何人目の彼氏なのかは妹の過去の交際履歴に関心はないのでわかりませんが、妹が親に報告するということは、それなりに真面目に付き合っているのか、今度家にでも連れてくるのか、はたや始めての彼氏なのかといったところなのかもしれません。
ここで妹のキャラクターっていうのをすこしお話しますと、女子高生といってもまったく2パターンにわかれると仮定します。ひとつは真面目で女子高とかに通っていて、ルックスも顔も「もっさい」感じの女の子。もうひとつは、こいつ勉強する気があるのか?って言いたくなるような、メイク、ヘアスタイル、制服をミニスカートにしてカバンにキーホルダーじゃらじゃらつけて電車でケータイいじくってるような、少なくとも前者よりかは可愛くてスタイルのいい子が多い女の子のタイプ。いいことなのか、悪いことなのか、ともかくうちの妹は後者の方でした。
その頃のたしか土曜日だったとおもいます。学校も休みでバイトも休みの日が唯一の日が土曜日だったので、はっきりと覚えているのですが、僕が家の自分の部屋で寝ていると、隣の部屋に妹が彼氏を連れて帰ってきたのでした。まだ午前10時くらいの出来事でした。
きっと両親も留守だったと思うのです。なぜなら、普通、始めて家に来たらまず両親に挨拶するなり1階の茶の間で挨拶がてら茶菓子食べるなりして、すこしの時間は過ごすはずだからです。その日、妹の彼氏は家の玄関の引き戸がカラカラカラと開いてしまってから、すぐトントントンと妹の部屋に入っていったからです。
そこでなのですが、この家はとにかく壁が薄いのです。部屋で静かにしていると、玄関のドアの開閉音、階段の足音、部屋をあけるフスマの音、あらゆる音が聞こえてくるのです。
もちろん、僕とすぐ隣に薄い壁を挟んでいる妹と彼氏の声も、70%くらいは何もしなくても聞き取れるような感じでした。妹が彼氏を連れてきたのはその日が始めてだったので、(しかし、、声筒抜けだなこのボロ家・・)とあらためて思ったものでした。
妹たちは最初はなにか雑談でもしていたのでしょうか、普通の音量の声で会話をしていたのですが、突然、シーンとし始めたのです。
こっちは興味がない。とはいっても、かといって気にならないのか。っていえば嘘になります。当然の如く、(いまからヤり始めるんじゃないだろうな)なんて余計な邪推もしたくなるものです。で、結局案の定、若い男女が密室にいればやることはわかってます。
妹のあえぎ声なんて、こうして文字にするのも悪寒が走りますが、シーンとなったあと、「アッ・・・ アアッ・・!!」という具合に、妹が声を上げ始めたのでした。この最初のあえぎ声だけで2,30分は続いていました。
最初の方は、(・・・ったく家でやるなよ。。壁薄いのわかってんだろうが・・・)と思っていました。しかし、僕が言いたいのは、音声の不思議っていうのでしょうか、声の主は妹であるのは間違いないのですが、なまじ姿が見えない事、音しか聞こえない事によって、聞いているこっちまで興奮してくるのです。似たような経験されたかたおられませんでしょうか。
そして、(妹って、ヤるときけっこう激しく感じるんだな・・)なんて思っていました。進むにつれ、声がどんどん大きくなり、そのうち、「アアアア!!!アアア!!!!!きもちい!! イクッ!イクッ!!イクイクイク!!!!」なんて言い出すからです。僕は正直、あのイクイクイクってのは、AVの中だけの演出だと思ってました。
気がついたら、こっちは勃起してました。そして本能と欲望が命令するままに、壁の向こうからの音声に集中し、ひとりで処理している僕がいたのです。
不思議だったのは、先ほども書きましたが、音声の不思議。声の主は妹であるのは確実なのに、それを聞いてて興奮できること。この点については本当に不思議だと思いました。視覚ではなく、聴覚だからこそなせる技なのかもしれませんね。
そして、この生活がかれこれ2~3ヶ月くらい続きました。毎週、土曜日になったら妹は彼氏を連れてきて、部屋で彼氏とHをしていたのです。土曜日は両親もいませんでしたし、年齢もちかく、いつも寝てばかりいる僕なんて空気くらいにしか思われてないのか、それとも妹がまだ子供で目の前のエロ行為に夢中になって、周囲に気を配れない馬鹿なだけなのか、毎週土曜になれば僕は妹のあえぎ声と、きしむベッドの音を聞かされたのです。
そんな洗脳行為が2~3ヶ月も続けば、僕の考え方も変わってきていました。もう妹のあえぎ声を聞くことに違和感はなくなってしまっており、むしろ楽しみになっていたこと。また楽しみどころか、彼氏に対し、(今どんなエロい事やってんだよ)と羨ましくも思い始めたこと。
そしてできれば、聴覚だけでなく、視覚でもやってるシーンを覗いてみたいと思ったこと。そして最終的には妹とヤってみたいな。っと思い始めたこと。最終的に僕はここまで変わって行くのでした。
結局、一番最初にやった事というのは、妹が彼氏を連れてきた日の夜、その日妹がはいていたマン汁の固まったものが付着しているパンツで自分の性欲を処理する事でした。(彼氏はきっとこのパンツのこの部分を指で触ったりしてたんだろうな)なんて思いながらチャレンジしてみたのですが、意外とこの方法はやってておぞましく、自分で自分に対し、(何やってるんだ俺は・・・)という理性のほうが強く、途中でやめ、二度とこの方法を使うことはありませんでした。
触覚では無理だ。せめて視覚でなければ・・・。というのが僕の中の答えでした。
それから、いかにしたら妹のSEXシーンを覗けるか。という事ばかり考えました。土曜日の朝から妹の部屋の押入れに隠れるか、ベランダから覗くか、どれも乗り気にはなりませんでした。なぜなら、万が一、バレたら「オ・ワ・リ♪」だからです。
そこで思いついたのは、この昭和の木造建築だからこそできる技があったのです。
僕の部屋の押入れの天板は、木の板が隙間なくおいているだけなので、簡単に取り外す事ができます。その板を取り外して天井内に入り、天井をやぶらないよう、梁にそって妹の部屋にたどり着き、おなじく妹の部屋のどこでもいいので、外れやすい天井の板に隙間をあけて、そこから中を覗く。というものでした。
妹がいない間にデモンストレーションをやってみたのですが、体は埃だらけになったものの、この方法は完璧でした。妹の部屋の天井の板も、しかもベッドの真上で外す事ができました。イメージしにくいとは思いますが、天井をやぶらないよう、梁に体をあずけ、顔だけ覗かせるような感じで天井の隙間から目線を入れれば、ややしんどい体勢ではありますが、妹のベッドの上空から完全に覗くことが可能でした。ただ、隙間をあけすぎないようにし、目があわないようにする事だけが唯一の注意点でした。
そして、次の土曜にそれを実際に行ってみたのです。
この話は覗きが本題ではありませんので、簡単な流れだけ書いていきます。妹は彼氏と部屋に到着すると、ベッドにすわってカバンの中から菓子類をだし、適当に学校の話の雑談なんかをしたかと思うと、そのままキス開始。そして彼氏は妹の胸を服の上から揉み始め、そのままベッドに倒してスカートをまくりあげ、パンツの上から指マン開始。そして感じ始めた妹が、ズボンを脱いだ彼氏にフェラ開始。さらに彼氏はパンツを脱がし、潮を吹かせるのか、という勢いで中に指をいれてかき回し、(妹絶叫)そのまま69。そして挿入する寸前になって、残りの着衣を全部ぬぎさり、正常位で挿入。続いて松葉崩しで挿入。続いて座位で挿入。続いてバックで挿入。そして正常位にもどって、腹に発射。腹に発射したあと、妹が口で掃除し、また裸のまんましばらく雑談したかと思うと、しぼんだイチモツを妹がフェラで元気にし、そのまままた正常位で挿入(今度はかなり激しく)そしてひたすら突いて突いて突きまくって(妹絶叫)また腹に二度目の射精。これで終わりでした。
それをみていた僕の感想をいえば、、、、今まで味わったことのないくらいのとんでもない興奮。でした。
見ている間、ずっとアドレナリンが分泌され、とにかく (くそ!!!俺も参加してぇえ!!!) という願望の塊のようなものが、脳神経すべてを支配していました。
そして、初覗きから1ヶ月後、とうとう僕は超えてはならない領域を超えてしまったのです。