俺が五才のとき、父は外に女を作り、出て行った。
四つ上の姉と母の三人暮らしとなった。
普通に生活して、俺は大学生になり普通に彼女も作った。
大学四年、俺の就職が決まったのとほぼ同じ頃、姉の結婚も決まった。
母は結婚そのものには賛成だったが、結婚と同時に旦那さんの地元、千葉県に引っ越すことに抵抗があったようだ。
でも結果的に母はそれを許す。
母は凄く寂しそうな様子だった。
式が終わり、新婚旅行も済ませた姉は、引っ越しへの準備に入った。
そのとき姉から送られた物、郊外にある高級温泉旅館の宿泊券、俺と母の二人分、母四十代最後の誕生日にいてあげれないからのプレゼントだった。
母四十九才の誕生日、俺は母とその旅館に行った。
姉のとこに電話し、改めてお礼を言う母は、無邪気におどけていた。
俺は酒が苦手だが、母は寂しさを紛らわすかのように、飲んで食べていた。
俺の横に座り直し、もっと飲め食えとすり寄ってくる母。
浴衣の胸元から白い母の胸の谷間が見え隠れする、ノーブラだった。
どうせあんたも結婚していなくなっちゃうんだからとやたら絡む母。
地元に就職だからいなくなんかならないと言っても、酔っ払いには通用しない。
とにかく母の白い胸の谷間が気になった。
母は俺の視線に気づく。
いたずらに母は浴衣の胸元をちらっと開いたりした。
えへへと笑う母。
たまらなくなった俺は、浴衣の襟部分を両手で掴み、胸元を開いて、母の浴衣を肩口から引きずり下ろした。
突然のことに言葉を失い、驚いている母。
引きずり下ろされた浴衣、胸は丸出し、あまり大きくはないが、形は崩れていない美乳と言える乳房に、俺は興奮した。
俺は母の乳房にかぶりつこうとした。
勢いで母は仰向けに倒れた。
『健太…』
母の乳房を貪る。
母の抵抗はなかった。
浴衣の帯をほどき、浴衣の前を開いた。
下も下着は身につけていなかった。
ノーパン。
黒々と、でもちょっと薄めの陰毛が。
母の足を開き、俺は躊躇なく舐めた。
彼女とは違う、やや濃いめの味と香り。
脳のどこかがやたら刺激され、懐かしいような興奮を覚え、俺は勃起した。
『健太…』
再び俺の名をつぶやいた母のひだから、トロトロと濃密な汁が溢れてきた。
指を入れ、かき回してやると、肘付近まで汁が飛ぶ。
母は間違いなく感じているようだ。