うちの母、近所の人から言わせると、女優の市毛良枝さん風の美人と言われ、俺の友達からも、笑うと下がる目尻が可愛いと、人気が高い母でした。
俺は母を性の対象として見たことなかったが、友達はバリバリ性の対象で見ていたようでした。
父は結婚式場やホールを兼ね備えたホテル勤務、五つ上の姉、そしてパート勤めをしてる母と俺の、四人家族です。
どこにでもある普通の家庭です。
父母も仲はよいのです。
なんの前触れもなく、突然母がぶっ壊れたんです。
中学二年のときでした。
その年の春、姉は関東の大学に進み、父母俺の三人になりました。
父は営業をこなしながらのホテルマンなので、時々泊まり勤務があります。
俺が部活から帰り、自分で風呂沸かして入っていたら、母も仕事から帰ってきました。
あれって思うと、脱衣所で母が脱いでいるようでした。
(俺入ってるのになぜ)
そう思ったので声かけました。
『母さん、俺入ってる』
音、灯りで当然入ってるのは母もわかってるはずです。
でも俺の声には全く反応せず、母はガラッと扉を開けて、入ってきました。
当然裸です。
『おい、ちょっと、なんだよ!』
俺が手にしていたシャワーを無言で取り上げ、身体を流す母でした。
『なんだよ!出てけよ!』
くるりとこちらを向いた母は、いきなりしゃがんで、俺のチンチンを触ろうとしました。
驚いて抵抗しました。
『何すんだよ!やめろよ』
すると無言だった母が言いました。
『いいから!大人しくしてて』
大人しくなるわけありません。
バタバタと攻防が、狭い風呂場でおきました。
『な、なんだよ。どうしたのさ』
すると、俺の尻をビシャンと叩きました。
『母さんとじゃイヤ?』
『何言ってんだよ』
いつもは真面目で温厚な母が、別人に見えました。
『一輝とする。したい』
『わけわかんね~!なんだよ?』
『いいから!黙って大人しくしなさい!』
鬼気迫るとでも言うか、とにかく普通じゃないと思いました。
『理由がわからん。いったいどうしたの、突然』
『いいから!手、邪魔』
俺の両手をビシッとさせ、気をつけの格好になると、母は俺のチンチンを手にしました。
手を動かそうとしたら、今度は太ももをビシャンと叩かれました。
『黙ってて!』
こんな母を見たことありません。
何がなんだかわからない、そうこうしてるうちに、母はチンチンを口にしました。