最初に誘ったのは、私の方からだった。
息子尚哉に一緒にお風呂入ろう、そう誘った。
尚哉は今更何をと言う様子で、頑としていいよとは言わなかった。
しかし、しつこく食い下がる私に、押しに弱く、優しい尚哉はついに折れた。
尚哉の背中を洗ってあげる。
いつも見てるはずなのに、いつの間にか、肩幅がガッチリしてる。
ついこの前まで、私が見下ろしていたはずの尚哉、背中を洗っていたら、私の目線には尚哉の首。
頭の天辺は上を見なきゃならない。
中学入学直後の身体検査では、まだ私の身長に追いつくには時間かかる、そう思っていたのに、わずか半年で追いつかれ、抜き去られていたんだ、そう思うと尚哉に男を感じた。
立って洗われていた尚哉の正面にある鏡は、尚哉のオチンチンを映してした。
数年前見たとき、まだ象さんのお鼻みたいなオチンチン、でも今はその面影すらない、ごつい、もうオチンチンとは呼べない、立派なペニスとなっていた。
私は背後からそのごつくて立派なペニスを握った。
『ちょっと、お母さん!』
手で私の手を振り払おうとした尚哉。
お構いなくニギニギする私との攻防が少し続いた。
振り払おうとする尚哉、でも私は手の中で、尚哉のペニスの堅さと熱を感じとっていた。
尚哉の手が抵抗力を失っていった。
ボディソープまみれの手とペニス、クッチャクッチャ音をたてて、私は手を前後に動かした。
自然と私の乳房は尚哉の背中に押し付けられ、尚哉はおそらく背中で柔らかい乳房と、堅く勃起した乳首を感じていたでしょう。
そして背中越しに鏡を見ると、完全に勃起した尚哉のペニス。
私の内股を一滴、また一滴と痴液が伝っていった。
尚哉は太ももをブルブル、お尻をビクビクさせていた。
『我慢出来ないよ』
蚊の鳴くような、ボソッとした声がした。
『出して?』
無言だった私は尚哉に答えた。
その直後。
『ダメだ!気持ちいい!』
尚哉が強い声で言う。
尚哉正面の鏡は突然白く濁っていた。
そした下からこみ上げるように独特の香り。
ビチャッ、ビチャッと尚哉は正面の鏡をより白く濁す。
そして浴室に充満する独特の香り、私の内股は立て続けに痴液が伝わって落ちていった。
真っ白いボディソープに混じり、尚哉の白濁液がよくわかる。
体は私を追い抜き大人でも、出たあとの尚哉を見ると、まだ子供で可愛いと思った。
今まで感じたことがない感情が、沸騰しているのがわかった。