一年半ぐらい前に投稿しましたが、その後バタバタしてましたた。思い出しながら続きを書きたいと思います。
就職して一人暮らしをはじめた娘の涼子は相変わらず毎週末には帰ってきてくれた。その日は昼から一緒に買い物に行きました。普段は車の中でよく喋べるのですが、なぜか静かにしているので、どうした?と聞くと、気分が良くないと言って家に帰っても直ぐに部屋にこもっていました。その日の夜、ひとりビールを飲みながらテレビを見ていると、娘が二階から降りてきて一緒に飲みはじめた。体調はどうだ?と聞くと、実は会社の先輩から告白されてどうするか考えてるとのこと。ドキッとしながら、どんな男か?と心配と言うより嫉妬を感じながら話を聞いた。先輩のことは何とも思ってないから断る。でも、せっかく入った会社だけど仕事が合わないので辞めて家に帰って来たい。と言い出した。え?っとビックリしたことを覚えている。ホームシックだろうと思い、もう少し頑張れと言って寝床に入った。
次の日の朝。いつもなら朝飯の準備をするはずなのだが起きてこないので、部屋に様子を見に行った。涼子はベッドの布団にくるまっていた。昨日のことで寝れなかったのかと思い、そっと出ていこうとすると、「お父さん」と呼ばれて振り向くと、目を真っ赤に腫らした娘が布団から顔を出していた。「おう」と返事をしてベッドの横に座り、「目がウサギになってるぞ」と声を掛けた。ちょっと沈黙の時間があり、「帰ってきたらダメかなぁ」と言われ、「いつでも帰っておいで。本当はお父さんも嬉しいし」「ありがと」と言うと泣きはじめてしまった。私は声をかけることができずに娘の横に寝込んで頭をなぜてやることしか出来なかった。そんな状態が続くと、だんだんいとおしくなり、娘の腰に手を回して抱き寄せて私の胸に娘の顔が当たるような格好になりました。そうせざるおえない気持ちになってました。娘は力無く胸元に顔をうずめてます。しばらくの間、私は左手で抱きしめ、右手は髪の毛に沿って頭をなぜてました。娘の息が整いはじめて「ふぅ~」と大きなため息をして、いつもの一言「お父さん臭い」。「どうせオヤジくせえわ」と言い返し、笑いながら「もう大丈夫だよ」と言ったので、心配しながらも娘の部屋から出ました。
続きはレスに書かせてもらいます