スイマセン、切れてましたね…眠い中で書いてたから誤字が多いですね。豆電気だけを灯して座った。由美も部屋には戻れないと言う。そりゃそうだ、幽霊なんて言われたら怖いと思う。「本当に見たの?」由美は俺を覗き込む様に聞いた。「いや~…見間違いかなぁ、ちょっと人っぽく見えただけかも」俺だって勘弁して欲しい。「だよね?だって私は見た事ないモン」「あ~、色々置いてある物が人っぽく見えたのかも知れない」俺も無理矢理自分を納得させる事にした。まだ夜中の2時、そして丑三つ時。由美は部屋に戻って寝るという。俺は落ち着かないので居間にてテレビを見る事にした。音は殆ど出さず、画面を観ている感じだ。正直テレビなんか観たい訳ではなく、あくまで気をまぎらわす為だ。目も冴えてしまい、眠くなるまでの我慢だ。しかし一向に眠くならない、むしろ徐々に周りに神経を尖らせる自分がいた。『ヤバい…寝れないかも、朝まで起きてようかな…』そんな感じで時計も3時近くを指していた。ミシィ…由美が消えた方から音がした。『由美ちゃん…かな?』ミシィ…周りに気をつかいながらゆっくり歩いて来る由美を想像してみた。でもおかしい、そんなにソロソロ歩く必要があるか?って位遅い。家鳴り?既に頭には第二の選択肢、アレが支配していた。『マジかぁ…テレビから目が逸らせない…』体育座りで膝を抱えてテレビに注目していた。何回か聞こえた後はピタリと止んだ。チラッと時計に目をやれば3時を回っている。布団に帰りたくても動けない、かと言って朝までここに居るのも無理そうだ。カタン…スーッ襖が開くような音がした。既に心臓はバクバク鳴り、耳元にあるみたいだ。サッサッサッサッ…確実に足音だ!俺はたまらず振り向いた。すると部屋に入って来たのは由美だった。ホッとした途端に汗が出て来た。「脅かさないでよ…」ヒソヒソと抗議した。しかし由美は真剣な顔をしながらそれどころでは無い!という顔をしている。「ね?ね?勇樹さぁ…私の部屋の前まで来たよね?来たでしょ!?」声を殺しているが押さえきれない雰囲気だ。「今?行かない行かない!怖くて部屋から出てないよ!!」マジかよ~、と思った。もしかして脅かしてるのか、とも思った。しかし違うらしい。部屋に戻って寝転がると、俺の話が頭を巡り寝付けなくなったらしい。すると部屋に近づく足音、そして人が襖の向こう側に居る気配がする。怖くて動けないでいたが思いきって確認したらしい。何気に度胸がある(笑)当然誰も居ない、しかし俺が観ているテレビの光が届いていたので思い切って確認しにきた様だった。お互いに体を寄せ合い、由美は体育座りの俺の足に両手を置いている。体温を感じ、嬉しい瞬間かも知れないがそんな雰囲気でも無かった。「私怖くて部屋に行けない」由美が訴える。「俺も滅茶苦茶怖い」「やっぱり幽霊だったの?勇樹が見たの」
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