今から20年も前なのですが、私にも一夜だけの体験がありました。そのころ私は30歳、母は50台後半でした。一度結婚に失敗し、私は一度結婚に失敗し実家に戻っていました。実家は兄夫婦が新居を建て、父母の住まいも一階になり、私は一階の洋間をあてがわれましたが、今思うと両親にも心配かけ,兄夫婦にも迷惑かけてました。(前置きが長くなりました)私は格好つけるつもりはないのですがこの板に投稿している人たちのように母に特別な思いを抱くこともなく過ごしていました。ま、普通の男でその方面の処理も定期的に風俗にいってまかなっていました。ある年の瀬、仕事納めも終わったころ、母から1泊旅行の誘いがありました。私は何の気なしにいくことになり、二人で父から借りた車を走らせました。場所は伊豆高原。夕食のとき母は珍しく酒を口にしました。(あまり飲む人ではないのに)不思議に思いましたが、まあそのまま。それで部屋に帰り二人で世間話などして寝ることになりました。和室に二つの布団。布団に入ってまもなく。母:「ね あんたの男って元気なの?」聞いてきました。私は最初何をいっているのかわからずに、私「え?」と答えたまま黙っていました。しばらくして、母:「こっちくる?」と自分の布団をめくりました。私は気が動転したというか、とにかく驚きました。私は誘われるままそっと母の布団に入りました。そこからは男女の成り行きに進行しました。母の「女って受身だからさ お願い」と頼まれ悟った私は 行動に移しました。終わった後、母;「一生内緒ね」といいました。旅行後まもなく、母は入院、検査、手術をへて翌年の夏、他界しました。私としてはあの年末のことが気になり、父に母の病状を聞いてみました。父は 1、1年ほどまえから医師に病状を気化されていた。 2、病状がはっきり診断されるまで子供の私には知らせたくなかった。 ということでした。あの一夜ってなんだったのか。母の私に対する思いって? 母が他界して 20年くらいになりますが 最近そんなことを思います。