女を意識しながら触れる、母ちゃんの身体。
めちゃめちゃ柔らかく、マシュマロを指先で摘む感覚、時折に眉間に皴を作り唇から声に成らない、ため息が漏れる。
ベッドに仰向けに成る母ちゃんの身体に俺の手は這い回る、少し前に初体験を済ませた俺。
今日は土曜日で学校は休み、父ちゃんは仕事で朝、家を出る時に何やら母ちゃんと言い争う声が2階の俺の部屋まで届いていた。
毎度の事だわ!と俺は気にも留めずベッドに潜り込んでいた、その内に掃除機の唸り音が聞こえる、無視してイヤホンを耳にDVDを見ていた。
ドアが開き母ちゃんが掃除機を引きずって入って来る。
テレビの画面を一瞬見た母ちゃんは、物々と愚痴を言いながら掃除機のスィッチを入れ掃除を始めた。
俺はわざとでイヤホンを外し直に音声を流す、掃除機の音で聞き取り難いが、それでもテレビから女優の喘ぐ声が漏れて来る。
無関心を装い掃除を続ける母ちゃん、それでも声に反応する様に時折、画面に視線を送る。
「もっと音量を小さくしなさいよ、近所に聞こえてしまうわよ」
「掃除機の音が煩いから」
「掃除してるんだから仕方ないでしょう、そんな猥らしいのどうしたの」
「友達から借りた、母ちゃんを、ちょっと見て行けば、結構ストーリーが有って面白いよ」
「馬鹿、高校生が見るような物じゃ無いでしょう」
いつの間にか掃除機は止まり立ったまま母ちゃんもテレビを見てる。
「ほら母ちゃん、座って」
ヘッド下に有るクッションを指差した。引き寄せられるようにペタリと座り込む母ちゃん。
「これって母親と子供?」
母ちゃんの声が少し上擦っている。
「何時も、こんなの見てるの?」
「友達が結構、持ってるから」
「こんなの見ながら、あんたは何してるの?」
「そんなの決まってるだろう」
「今も布団の中で、そう成ってるの?」「成ってるよ、パジャマから出してる」母ちゃんは画面と布団を交互に見る視線が泳いでいる。
「掃除に来るって判ってながら何でこんなDVDを?」
「母ちゃん、布団の中に手を入れて」
「何、馬鹿な事言ってるの」
「これ見てたら俺も、真似したく成ってしまった、お願いちょっとだけ」
母ちゃんは随分と躊躇ったみたいだが、DVDのせいで感覚が麻痺して来たのか「触るだけだから」とボソッと言い床に座ったまま手を布団の中に入れて来た。ガチガチに勃起した物に指先が触れると最初は反射的に指先を逸らした。