大晦日の夜、某局の歌合戦を一家四人で見ていた。
親父は正月を理由に、ちびちびて飲み続けて居る、お袋は笑いながらも、そんな親父に
「程々にしなさいよ」と言ってた、歌合戦も中盤を過ぎた頃には、コタツに入りながら寝転んでしまう。
何回もアクビを繰り返して居る内に俺は、コタツで居眠りをしてしまっていた。
俺の片足が柔らかく温かい物に挟まれている!その感触が堪らなく気持ちが良かった。
居眠りから覚め
‥夢だったのか?‥
はっきりと覚醒出来ずにいると、それは夢ではなく、確かに俺の片足は挟まれていた。
俺は、ギョッとして挟まれている脚の主を探した、それは親父や、ましてや弟の脚ではなく、お袋の腿だった。‥やばぃ‥と思いながらも、その柔らかな感触に脚を退けずに、眠った振りをしながら、お袋の方に視線を送ってみた、お袋も横になっていて座布団を枕に目を閉じていた。
四角いコタツの右横に横になっているお袋、俺は腿に挟まれた脚を動かせずに、神経を集中させ、親父や弟の様子を探った。
左横で親父の鼾が聴こえる、反対に居る弟の様子が分からず、俺は、そっとコタツ掛を捲り中を覗いた、脚を九の字に折り曲げ眠っている様子。
再び、お袋の方を見ると相変わらず目を閉じ俺の脚を挟み込んでいる、時折お袋の腿が動き、その感触が足先に伝わり俺は性的興奮に襲われてしまう。
‥何で!お袋は俺の足を退けないんだろう?‥
俺は恐る恐る挟まれた足先を僅かに動かし更に腿の上に運んでみた、その時お袋は腿の力を緩め足先が動きやすくなったのと同時に、お袋も僅かに動き足先は更に腿の奥へと挟まれて行った。
激しい興奮に襲われた俺は相手が、お袋って事を忘れ足先に神経を集中させて行った。
徐々に奥へと侵入する足先が、ついに下着の上から、お袋のそこに触れて行く。
親指の先を微かに動かすと、お袋の腿は更に俺の足先を強く挟み込んでくる、我を忘れて足先に伝わる感触を味わう俺、無言のままお袋を見つめ感触を味わいながら指先を動かす度に、お袋の表情が妖しげに変化して行く。指先に、グッと力を入れると、お袋は唇を半開きにして、声を洩らすような素振り。
座布団に半分、顔を埋めたまま、お袋の目元が半開きになり俺の方を見た。
目を合わせながら指先を動かすと、お袋は刹那気な表情を浮かべる、コタツの中でお袋の手が足先を掴むと親指の位置を、そっとずらし宛がって来た、足先を掴んだまま強く