最近、母さんがイライラとして機嫌が良くない。
『ちょっと手伝ってよ』母さんが二階から呼んでいる、聞こえない振りをすると後が恐いので、返事をして二階に上がった。
クローゼットの棚をゴソゴソと漁る母さん。『何してるの?』
『そこに置いてある箱を頂戴』
言われるまま床に置かれた箱を順番に手渡す。
脚立に跨がり箱を押し込む母さん、下から見上げる僕の視線にスカートの中が飛び込んで来てる、ムッチリとした太腿の付け根で真っ白なパンティが見えた。
思わず視線を反らしたがズボンの中では意思に反して勝手に勃起を始めてしまった。
気にしてはいけない‥と思いながらも、やはり視線は、そこに向いてしまう。
片付けが終わり母さんが
『ありがとう、脚立を物置まで持って来て』脚立の足を閉じ物置に使ってる隣の部屋に運ぶ、色んな物が押し込まれ狭いスペースに脚立を置き部屋を出ようと振り向いた時に、母さんも物を跨ぐ様に足を踏み出し、タイミングを合わせる様に身体がぶつかった。
『アッ!』
向かい合う形で重なったまま整理タンスに凭れる、母さんの跨いだ格好に足を差し込む形になりタンスに凭れた母さんを押さえ込む体制。
ズボンを履いてるとは言え、何とも言えない母さんの柔らかな太腿の感触が伝わって来る『あかん‥!』と思いながらも、つい先に見えた母さんの股間が頭を過りズボンの中で再びムクムクと反応を始めてしまった。
身体を起こそうと母さんが肩に手を掛けしがみ付く、柔らかな胸がギュっと当たる、母さんの脇の下に手を回し起こそうと膝に力を込めると更に股間が密着してしまう。
瞬間‥母さんは、ハッとした表情で見つめる。しかし密着した股間を振りほどく訳でもなく、無言で見つめる。堪らず無意識に近い状態で脇の下に回した手を母さんの腰に置き換え更に下半身を引き寄せてしまった。
母さんは驚いた表情を浮かべながらも、ただ黙って見つめて来る。ズボンの中では痛い位に勃起をしてしまい母さんにも、ハッキリと伝わっている筈。
僕の表情が明らかに変化をしたのを悟った母さんは、タンスに手を付き身体を起こした。同時に下半身も離れ身体が離れる。
『下にお父さんが居るんでしょう‥?』
母さんが小声で言う、僕は情けなさそうな表情で、うん。と頷いた。
母さんは僕の顔を、じっと見つめ何かを話し掛けるような表情で
『そう‥居るのね!』と言うと先に部屋を出て行った。