声も出ないほど、ぐったり陶酔してしまうと…おにいちゃんはそれ以上のことを強いなかった。 愛液を丹念に舐め取り、それから美月を抱き上げた。 「美月、このまま寝ちゃうと風邪引くぞ…おにいちゃんが、浴室で洗ってやるからな」 お姫様抱っこされて、痺れた手足のまま、美月は浴室に運ばれた。 ……ロストバージンを期待していたのに、とチョッと残念だったり、した…。 おにいちゃんに抱かれて…シャワーを全身にかけてもらい、ボディソープでたっぷり泡を立てて…全身を洗ってもらった。 壁にもたれかかって、おにいちゃんの指が股間に割って入り、丹念にひだひだまで洗った時は、さすがにまた甘い声を立ててしまった…。 「うう、美月…おにいちゃん、その声聞くとまた勃起して辛いよ…」と、おにいちゃんはおどけて言った。 だったら、美月の中に、入れて…と、言いたかったけど、自分からは言えなくて…。 おにいちゃんは、美月を背中から抱くようにして、湯船に浸からせてくれた。 おっぱいを優しく愛撫され…片手は股間を弄られ…。 「お、おにいちゃん……美月、また濡れちゃうよぉぉ」 情けない思いであえぎながら言うと、おにいちゃんは「いいよ」とささやいた。 「何度でも洗ってやるからさ…濡れぬれになれよ…」 そうして、さっきは弄るだけだった、美月の膣に…指を挿入し…ゆっくりと出し入れし…。 ぬるめのお湯の中に…美月の愛液が漂い…。あえぎ声が反響し…。 お尻の割れ目あたりに、おにいちゃんの勃起して硬くなったおちんちんが押し付けられ…ゆっくりと上下し…。 「だめだ…美月、俺は…これ以上、我慢できない」 おにいちゃんはそうつぶやくと、美月を抱き上げて、タイル床の上に座らせ…。 背中を壁にぴったりと付けた、座ったままの姿で、両足を思い切り広げられ…。 「いいよ…おにいちゃん…来て……入れて…ねえ!」 おっぱいを舐められ乳首を吸われながら、美月はとうとうせがんでしまったの。 クリトリスの上に押し付けられた、おにいちゃんの怒張したおちんちん…。 「美月……本当にいいのか…? 本当に…?」 ためらいながら、おにいちゃんが聞いたの。 だって、俺たちは実の兄妹じゃないか…そう言おうとしたおにいちゃん…。 美月は自分から抱きついて、その唇を封じた…。 そして、両足をおにいちゃんの腰に巻きつけた…精一杯…コアラみたいに。 おにいちゃんのおちんちんの先端が…もういつでも挿入できる位置でスタンバイしてる…。 手を添えて位置を固定し、くいっと腰を動かすだけで、私たち、一つに繋がれるよ、おにいちゃん…? ……そんなに簡単なものじゃ…なかったけど…。 いくらおにいちゃんのこと、誰より愛してても、覚悟してても、最初だから、やっぱり痛かった…。 愛液じゃなくて、血液が、タイル床の上を広がった…。 涙が目の端に湧き上がって、こぼれたけど…でも…。 美月の中に…痛みの輪の真ん中に…おにいちゃんが…突き進んで来て…割り入って来て…。 二人は、繋がった……。 おにいちゃんは、最初はしばらく動かずに、美月のからだをしっかりと抱いていてくれた…。 それから、慎重に…動き始めた…。 ひっという、声にならない悲鳴を漏らしたけれど…一緒になって腰を振って、懸命に動きをシンクロさせてるうちに…痛みが痺れに変わって来て…からだが熱く、熱く、底の方からじわじわと独特の感じが湧いて来て…。 それが、いつしか快感に育って…。 おにいちゃんが降らすキッスの雨、とあいまって…美月は、燃えた……! おにいちゃんは、ギリギリでおちんちんを抜き、射精は床の上にした…。 美月はまた、ぐったりとなって動けなかった…。 おにいちゃんがからだをまた洗ってくれ、バスタオルで拭いてくれ、ベッド
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