俺の家はオヤジがプラント建設をしていて留守になることが多かった。祖父母も二世帯で暮らしていたので小さいときから祖父から留守が守れる男にと空手を習わされてきた。そんな厳しかった祖父も中学の上がるまえに亡くなり、家には母と祖母と俺になってしまった。
あまり発展した町ではなかったので本屋も気軽に自転車ではいける距離ではなく、オカズと言えば大人が無造作に捨てたエロ本だった。そんな本を拾って家に持ち帰りドライヤーで乾かす…今、考えると情けない行為だけど当時は夢中だった。
ある日、拾った本に実母との近親相姦のマンガを読んで母を見る目が変わってしまった。
小さいときから厳しく育てられ、母離れが早かったせいか、マンガの近親相姦を見て母に触れた気持ちが膨らんできた…。祖父が厳しい人だったので母は、酒も煙草もしなかったせいか、38才でも、ひいき目に見ても30前半に見えた。そんな母も厳しかった祖父がいなくなり、服もラフになり下手するとノーブラTシャツで家の中を過ごすようになった。
そんな姿を見て何度押し倒そうと思ったか…。だけど相手は実の母、押し倒しても気が狂ったのかと泣かしてしまうのは、ガキの頭でも判る。自分でいうのもあれだが、わりと俺は頭が切れるほうだと思う。泣かせずに済むには、記憶に残らないか、母が近親相姦に興味を持てばいいのだと思い方法を考えることにした。
お酒を薦めて酔いつぶして、記憶があやふやなうちに襲うのが一番だと思い、夕飯のときに、『かぁさんは晩酌してるの見たことないね、飲まないの?』と軽く聞くと「ん~弱いし一人で飲んでもね~***が一緒に飲める年だったらね~」と言われてしまった。さすがに中学生が一緒に飲もうなんて言えないし断念したけど弱いとわかったので他の方法にすることにした。