8歳の頃。
今ぐらいの季節だったと思う。
長袖のパジャマにパンツという格好で、ウサギのぬいぐるみとわたしは眠っていた。
ママはお腹が冷えたらいけないからとショートパンツを履かせたがったけど、
(ピーター・パンに出てくる)ウェンディみたいがいいの、
とわたしはそれを頑なに拒み、膝下まであるワンピースみたいなネグリジェをご機嫌で着たものだった。
ある日の夜、肌寒くて目が覚めると暗がりの中で、自分の下半身があらわになっているのに気がついた。
開いた太ももの内側のサワサワとした感触がパパの髪の毛だとわかるのにすごく時間がかかった。
内ももをさすりながら、パパがわたしのオシッコの穴を舐めあげているのに気づいたとき、怖くなったけど、どうしていいかわからなかった。
どうして・・・?
パパ汚いよ、やめて。
それが言えなかったのは様子がいつものパパじゃなかったから。
こんなに息を荒くした男の人、知らない。
ひんやりした夜の空気の中で、ぴちゃぴちゃ動くパパの舌と吐息だけが熱い。
感じてる余裕なんかなかった。
これは悪い夢なんだといい聞かせて眠ろうとした。
ふいにパパがひょいとあたしに寝返りをうたせた。
顔のすぐ近くにぬいぐるがあって、これは現実なんだと思い知り、じっと動けずにいた。
お尻の間に髪の毛がふわふわとあたる。
パパは丹念にお尻の穴から割れ目まで、顔を埋めて舐めていた。
犬みたい、とボンヤリ思った。
ふいに、すごいいきおいでパパがあたしから離れ、あたしの片足にひっかかっていたパンツを無理矢理履かせた。
慌てたように布団を被せて部屋をでていくパパ。
間もなく階段の足跡がして、パパとママが二人の部屋で話してるのが小さく聞こえた。
ママがお風呂に入ってる間のことだったんだと知ると、ますます誰にも言えないことのような気がして涙が出た。
それから何回かそんな夜があり、指を挿れられるまでになった。
絶望しながら、誰にも言わないから神様パパを許してくださいと本気でおもった。
今までパパの唇にしていた寝る前のおやすみのキスを、ほっぺたにしかしなくなった。
一緒にお風呂に入ることも拒んだ。
パパは気づいてくれたのかも知れない。
それから夜中に目が覚めることはなくなった。
ここに書き込んでる娘を性的な目で見ている父親達は、凄くおめでたい人が多くて羨ましい。
淡々と書いてるけど、欲望に顔赤らめながら鼻息あらくして悪戯してるんだろうなぁ。
書くことで罪悪感や良心を緩和してるのかな。
感じちゃってる娘さん達も羨ましい。
これがホントなら。
恐怖や罪悪感の葛藤を覚える前に、動物みたいに快感だけ求められるのは不幸中の幸いだと思う。
検索したらこんなサイトがあったので投稿しました。
父には感謝してますが、己の欲望のために我が子を犠牲にした弱い人間だと思っています。
でも親子だから、憎みきれなかったです。