いつもの様に台所で後片付けをしてると、息子が後ろから、甘えるようにしなだれかかってきました。高校生にもなって、そんな事するなんておかしいと思われるかもしれないですけど、私にとっては何歳になっても子供でした。でも、その日は違いました。スカート越しに、尻の谷間のところに、固くなったものを突然生々しく感じました。私は驚き、後ろを振りむきました。そこには息子の顔がありました。私は、息を飲み、金縛りにあったような感じになっていました。
息子は私を見つめたまま、さらに密着を深めてきました。
私は、「いやっ・・・」と小さく声をだしていました。
本来なら、厳しくその時、息子を叱るべきだったのです。言いような羞恥が私を包み込みました。私は唇を噛んで、そのまま前を向き、うつむいてしまったのです。
息子は、やめるどころかますます押しつけてきました。
私は、顔を赤くしながら、体を固くしながら動けない感じになりました。息子は、横に体をずらしたと思うと、腰から太腿あたりにかけて、手のひらで撫で回してきました。
私は思わず、息を飲んで、体を固くしました。「やめなさい」かすれたような小さな声しかでませんでした。体がいうことがききませんでした。息子の視線を痛い程かんじました。私は、息子の方を見る事ができず、よわよわしく腰をもじもじさせるだけでした。
こんな風に触られるのは初めてでした。指先をたてて、あくまでもソフトに下半身を撫でまわしてくるのです。太腿の内側に手がすべりこみ撫であげられた時は、はしたない声をあげ腰がくだけそうになりました。
「お願い、もう、やめて」息子と視線がからみあいました。息子は無言のまま触りつづけました。私は、ふたたびうつむきました。
スカートの裾をたくしあげられ、直接息子の手を感じました。
私は声をもらし、こきざみに体を震わせていました。
息子は、さらに耳もとでささやきながら触りはじめました。下着のなかに手をいれられ、確かめられて口にだして言われました。
私は、はしたなくその場にくずれ落ちてしまったのです。