現実の近親相姦は、ここらに書かれている様な軽くて甘ったるいものではない。人生を奈落の底に墜とさせる程危険で、負の魔力を持ち合わせている。そうはっきりと断言出来る。何故なら、俺ら父娘も後には引けない所まで引き摺り込まれた当事者だからだ。
初めて娘の梨香と関係を持ったのは今から約一年半前にさかのぼる。梨香は当時15歳。妻との関係に上手くいっていなかったその時の俺は、娘の少女と女の微妙な狭間に沸き立つ色気に、俺は負けた。ほぼ無理矢理犯したも同然だった。今でも申し訳なく感じる。これが俺たちを狂わせた元凶だから。第一に娘を傷付けた。
一度味わってしまった娘の肉体から俺はもう離れられなかった。妻とは違う、若くて張りのある肌に感度の良さ。そして近親相姦という背徳感…始めは嫌がっていた娘だったが、不思議な事にいつしか俺たちはお互いにお互いを求め合う様になっていた。時には娘の方から来る事もあったりした。妻の目を盗み、何度も何度もセックスに耽った。
しかし、半年が経ったある日妻にバレた。予定より早く帰宅した妻が、全裸で絡まり合う俺たち父娘の姿を目撃したのだ。当然即離婚。妻は娘を連れて出て行った。自暴自棄になった俺だったが、当然の報いだと思った。
そうして虚しい一年が過ぎた今月初め、突然娘が現れた。「私…パパと居たい…」
その言葉を聞いて、俺は胸が締め付けられる思いだった。「お前…どういうつもりか分かってるのか?」
「パパじゃなきゃ梨香ダメ…ずっとパパの事考えてた…」
そう言うと、抱き付いて来る娘。そしてその口から思いがけない言葉が。
「また前みたいに…して…」俺の頭に一気に血が登った。17歳になった成長期の娘は、最後に見た時よりも発育が進んでいたのは一目瞭然。豊かになった乳房に明瞭になったくびれ。大人の女の色気を発散させていた。
昔を思い出しながら、俺は娘を抱いた。後戻り出来ない事を受け止めながら、激しく娘の肉体を貫いた。梨香が歓喜の表情を浮かべながら上げるよがり声に、激しく興奮した。
毎日身体を重ね合う日々が始まり三週間。不意に、
「嫌…コンドーム…しないで…」と言う娘。「嫌ってお前…」動揺する俺。
どうしても嫌だと言って聞かない娘に、俺は生で挿入した。すると「やっとパパと一つになれた…」と笑みを浮かべた梨香。その言葉に燃えた俺は今迄以上に激しく攻めた。中に精液を放出させた俺に向かって、「パパならいいよ」の言葉に俺は救われた…。