前回の続きを書きます。
信じて貰えなくてもしかたありませんが事実です。
息子に全裸の姿を見られてしまったかと思うと全身から火が吹きそうでした。もう言葉もみつかりません。
吉彦の腕に抱かれたまましがみついていたのは、自分のカラダに視線が向けられるのが怖かったからです。
あの子のそんな視線を感じてしまったら…
と、私は吉彦にカラダを預けたままにしていました。
「母さん、からだ熱いね」という声とともに、背にまわされていた吉彦の腕と手がスっと下りて、腰のあたりをさすられた気がしました。
思わず「ああっ…」という声をあげてしまって我にかえる私の頬に、吉彦が自分の頬をそっと押し当ててきたのでした。
「すごく熱い」と、再び囁くような声で頬擦られて「はあぁっ…ぅ」とすぐにでも喘ぎ出しそうに…。
息子と何てことをしているの、すぐやめなければ、いますぐ。
こんな格好でこんなことを、何か言わないと…
と煩悶するうち、唇に柔らかい吉彦の唇をはっきりと感じました。
ゆっくり1回…2回と重ねるうちに、何度目かで完全に吉彦の舌まで受け入れてしまっていました。
ピチャっ、ピチャっ、という淫らな音で口腔を犯すころには、糸も引くほどお互いの舌を貪りあってしまい、ああ、もうダメ…と思った私を吉彦は…