今姉貴はベッドで寝てます。俺はこのクソ寒い中シャワーを浴び終えたところです。
昨日はクリスマスイブでしたが、姉貴も俺もひと月前くらいに別れたばっかで、一緒に過ごす相手はいませんでした。
姉貴の方は顔がいいから、学校の男子数名からお呼びがかかったみたいですが、余り者みたいで嫌だと言って断ってました。
で、二人でコタツに入り、ぬくぬくとM1を見てたときのことです。不意に俺の股間がもぞもぞし出したので、見てみたら、姉貴が俺の股間をさすってました。
最初は何なんだかよく分かりませんでしたが、状況を把握すると、股間はみるみるうちに巨大化。姉貴はチラチラこっちを見てきます。
でもマズいと思った俺は、無言で勢い良く立ち上がり、早歩きで自分の部屋に逃げ込みました。
ベッドにもたれ、息を落ち着かせ、夢見たのかな~とか思いつつ、とりあえずまあ、自分と一緒に股間も落ち着かせてました。
それから一時間くらい経った頃、姉貴がノックして入ってきました。さっきのことがあり、まともに思考が働いてませんでした。以下覚えてる限りの会話です。
姉「起きてる?」
俺「見りゃ分かるべ、何?」
姉「いや、なんてゆうか…まあ、怒ってるかなーと」
俺「あ~、そうだねぇ」
姉「あ、やっぱそうなんだ」
俺「当たり前じゃね?何やってんの姉貴」
姉「…いや、まあ」
俺「まあじゃなくて」
姉「いや、なんていうか、私はこうゆう伝え方しかできないわけだよ」
俺「は?」
姉「だから~…まあ、○○の事を好きになってしまったわけだよ」
俺「……………は!?」
姉「いや、本気だよ?」
俺「冗談にしてはタチ悪すぎるよ」
姉「そだねえ。じゃあ返答は?」
…とまあ、こんな会話がありました。
ひと月前に別の男と付き合ってた姉貴が俺を好きになったキッカケは、俺がその姉貴の元彼をぶん殴った時だそうで。
まあその時は、勝ち気で男みたいな性格の姉貴が泣いてるのを見て、ムカッときてやってしまったワケですが。
でも姉弟という関係である以上、普通に好きと言うのは難しいから、性欲で気を引いてから言おうと考えていたらしいです。その辺の会話は省略しますが。
そんな姉貴を、俺は急に抱き締めたくなりました。
もちろん性欲が先立った部分もありますが、肉親から見ても顔は上、胸は小さいし性格は女っぽくないけど、サッパリしてて嫌いじゃないし。そうこう考えると、嫌いになる要素はありませんでした。
そうしてしばらく無言。かなり気まずい沈黙がしばらくありました。
姉弟で恋人になるってどうなの?とか、もちろん思ったし、でも考えても姉貴を嫌いになる要素は無かったし。
結局俺は何も言わずに、姉貴を引き寄せてベッドに倒れました。
一線越える覚悟が決まれば、後はやりたい放題。結局三時間以上してました。フェラはしませんでしたが手でしてもらったり、苦しくなるまでDキスしてみたり…
で、終わった後も興奮が冷めず、6時半くらいに起きてしまいました。
さて、この話を打ってる間に朝食の時間なわけですが…朝から赤飯が出されているのはどういうことだろうか…?確か赤飯を出すのって俺の記憶が間違ってなければ…。
これって親にはバレたんだろうか?でもバレたなら何か言ってくるはずだし、何も言わないってのは容認されてるんだろうか…?なんか怖いです。
とりあえず学校には遅れないようにします。
書き忘れましたが、姉貴は19の大学生、俺は18の高3です。