私と兄の秘密。
私が中学三年の時。高校二年の兄が癌で亡くなりました。
癌と診断されわずか半年後の事でした。
それは兄が亡くなる一ヶ月くらい前の出来事でした。病院にお見舞いに行った時の事。
私は身内の気安さから、ノックもせず、病室のドアを開けたんです。
『アキ兄……あ!』
兄はマスターベーションの真っ最中……
『わっ!バカ、ユキ!ノックしろよ!』兄は慌ててモノをしまいました。
『ごめん…アキ兄』私は気まずくて病室をでようとしました。
『待てよ、ユキ。いいよ出ていかなくて』
『ごめんね…アキ兄』
『ああ、いいって。でも恥ずかしいとこ見られたな』元気な頃よりかなり痩せてしまった兄。
『仕方ないよ、アキ兄だって男なんだから』
『……なあユキ』
『なあに?』
『俺、もうすぐ死ぬのかな』兄がドキッとする事を言いました。
『アキ兄、そんなことないよ!バカな事いわないの!』兄は癌である事は知らされていませんでしたがうすうす気付いていたのでしょう。
『……』
『アキ兄…』
私は兄が不憫でした。まだまだこれからなのに……
私はつい涙がこぼれ、兄の手を握りました。すっかり痩せてしまった手。
『ユキ、何泣いてんだ?』『ごめんね、アキ兄。早く元気になって、約束してたディズニーランド連れてってよ』
『彼氏に頼めよ、そんなもん』
『アキ兄と行くの!』
『わかったわかった』
『アキ兄…』
『ん?』
『いつもしてるの?』
『え?』私は兄の股間を指指した。
『バカ!何言ってんだ!今日はたまたま…だよ。調子よかったから…』
私は兄の寝巻のズボンを下ろしました。
『わっ!何してんだよ、ユキ!』
『途中だったんでしょ?ユキが手伝ってあげる!』私は兄のパンツも下ろし、兄のモノを握りました。
『ユキ…やめろよ…ダメだ』
『アキ兄…』私は兄のモノを扱きました。
『ああ…ユキ!ダメだよこんなの……』
兄のペニスがパンパンに勃起し、充血しています。
『ううっ』私は兄のペニスを口に含みました。
『ユキ!うっ!なんでこんな事……ああっ!ユキ、出る!でるぅ』
兄は私の口の中に射精しました。
『あああ……』
この日から数回、私は兄をフェラしました。
そして、兄の容態が段々と悪くなっていきました。
亡くなる三日前…午後から見舞いにくる両親より先に私は兄の所に行きました。兄はいつもよりは元気でしたが、明らかに衰弱し辛そうでした。
『ユキ……ありがとうな…』兄は私の手を強く握り泣きました。
『アキ兄!アキ兄』
『ユキ…お願いがあるんだ…聞いてくれるかな』
私は黙って頷きました。
兄は最後に私の裸をみたいと言いました。私は迷わずに制服を脱いで裸になりました。
『綺麗だよ……ユキ……ユキ…ありがとう…』
『アキ兄』私は兄にそっとキスをしました。
『ユキ…彼氏に怒られるよ…ごめんな…約束守れなくてごめんな……』
『アキ兄!』そのあと兄は意識がなくなり昏睡状態になり、三日後眠るように亡くなりました。