酔った時の体験談

本当に好きなら、まず彼女からも事実関係を聞くと思います。その上で、どう
するか考えると思いますが、見る限り、事実関係を聞くまでもなく、彼女を汚
らわしいものと見ていたように感じてしまいました。彼女に対する幻想があ
り、それにそぐわないから、切り捨ててしまったように思います。そして、彼
女自身が泣きながら、即座に別れを切り出した経緯から、まさしく三つ指をつ
いて迎えてくれるような女性だったことでしょうと勝手に考えてしまいまし
た。

私自身、同じような境遇におかれたなら、当然、悩むでしょう。しかし、好き
なら、受け入れざるを得ないと思うでしょう。
実を言うと、大学時代に恋人から、レイプを打ち明けられたことがあります。
私は失望して、彼女を汚らしく思ってしまいました。当然、想像すると気が狂
いそうになる日々でした。宝物が実はガラクタだったと知らされたような気さ
えしたと思います。恥ずかしい話です。それでも、彼女を好きな気持ちに嘘を
つけずに、結局、二週間悩んだ挙げ句、受け入れることになりました。そし
て、支えてあげたいと思うようになりました。
要はどれ程好きであるかという問題ではないでしょうか。

ちなみに、レイプは既知の間柄で起こる確率の方が高いことを知っています
か。人間関係には力関係というものも存在します。20年以上も昔の話になる
と、今以上に部活での上下関係というものは厳しかったことでしょう。そんな
中、サークルの先輩二人に女性である酔った彼女が抗いきることを求めること
は酷すぎる気がします。

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