突然、和美さんの瞼が開き、目が合ってしまった。
「あっ・・・」
ちょっと驚いた様子だ。
「まだ、起きてたんですか?」
その落ち着いた口調に、俺はこんなにドキドキなのに平気なのか?
この人は・・・と、思った。
きっと和美さんにとっては、俺を男として意識するということはなく
たまたま友達が泊まりに来て、たまたま同じベッドに一緒に寝た・・
程度の感覚しかないのかも知れない。
ある意味、ちょっと鈍感なのか???
それとも俺は襲ったりしないと変に信用し切っているのか?
これほど落ち着きすぎている女性は初めてだ。
「明日、起きれなくなっちゃうわよ・・・うふふ・・・」
和美さんはそう言いながら微笑み、少し体を動かした。
その時脚を曲げたので、生膝が俺の手に触れる。
そう言えば、どんな格好でいるのだろう?
布団に入ってくる時、目を閉じていたのでそれを確認していなかった。
妄想が膨らむと同時に、股間も爆発しそうなほど更に勃起した。
膝と手の甲が密着したままだ。
普通なら触れた瞬間引っ込めるだろう・・・しないということは
和美さんも何かを期待しているのか?
和美さんは瞼を閉じ、深く息を吸うとゆっくりと吐いた。
そして頭を2、3度振りながら枕に沈めた。
正に寝るという意思表示に見えた。
俺も顔を天井に向け瞼を閉じた。
そして手の甲が触れたままの熟女の柔らかく温かな膝頭を頭の中
に思い描く。
微かに指を動かしてみる。
絶対気付かないはずはないのに、気付かないように意識し本当に
微かに。
やがて、大きく円を描くようゆっくりと動かし膝を撫でた。
「くすぐったいわ・・・」
小声で和美さんがつぶやいた。
抵抗したり逃げようとする気配は感じなかった。
手の平を返し、膝の内側へ入れる。
そして、ゆっくり上へ辿っていった。
木目細かい肌とモッチリした感触が手の平に伝わる。
「うん・・・ダメよ・・・」
それでも逃げない。
このまま股間まで行けるのか?
更に内腿へ・・・。
その瞬間、和美さんは寝返りを打ち、反対を向いてしまった。
思いっきり拒否られた・・・まずい・・・。
しかし、それほど嫌がっている風には思えなかった。
ここまで来たら・・・。
俺は思い切って後ろから和美さんに抱きついた。
「あんっ・・・」
全身を密着させ、股間も尻に押し当てた。
シャツを通して体温が伝わってきたが、とても熱く感じる。
眠くなっているからなのか興奮して火照っているからなのか?
鼻先に丁度、肩があり肌が露出している。
どうやら上はキャミソールらしい。
丸みを帯びたその肩に唇を落した。
和美さんの全身がビクッと反応する。
首筋から肩のラインに沿って舌先を滑らせてみる。
「ダメ・・・あ・・あん・・・」
間違いなく感じている様子だ。
キャミソールの肩紐をずらし、そこにキスした。
手を胸に持っていき鷲掴む。
「あんっ!」
手の平に収まらなくくらい大きく、とても柔らかい。
「もうエッチ・・・眠くないの?」
「とてもこの状況では眠れませんよ・・・和美さんは平気なんで
すか?」
耳たぶを甘噛みしながら質問する。
「そんなこと聞かなくてもわかるでしょ?(笑)」
「その割りにさっきまで平然としてるように見えたけど」
耳に舌を入れた。
「あはん・・・す、隙を見せたら軽い女に見えちゃうから・・・」
「じゃあ、満更でもなかった・・・と(笑)」
顎のラインに舌を這わせる。
和美さんは振り返り、唇を重ねてきた。
しばし舌を絡ませ合い
「もしかしてこうなるかな?・・・うぅん、こうなることを期待
してたかも(笑)」
と、和美さんは白状した。
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