初精をくれたのは身内の子です。
決して手を出してはいけない、逃げようのない相手です。家族ですから逃げも隠れもできません。
私には妹が一人います。バツイチの子持ちです。男の子で歳は11、そう……ちょうど私が見知らぬオヤジに無理やり初精を抜かれた時と同じくらいの歳です。
母などは私の子供の頃にそっくりだと言っているけれど、実は私はここ数年、この甥っ子には会っていなかったんです。それが……
妹は仕事柄出張が多く、その度に息子を父母の実家に預けていました。ところが今回は父母が旅行に行くときに重なったため母からの以来で私が預かることに。
妹の家は実家には近くても私のアパートは離れているので妹とは行き来はなかったんです。母の頼みでは断るわけにも行かず引き受けたのでした。
俺のようなショタ趣味がせっかくの獲物を快く招かなかったのは、さすがに妹の子に手を出す怖さがあったからです。今まではイタズラを達成するまでのプロセスを楽しみ、イタズラをした後はただ逃げるだけでした。でも、身内の子に手を出したら最後です。どこにも逃げも隠れもできないのを分かっていたからです。
大きなキャリーケースと共に息子を連れてきた妹は挨拶もそこそこに仕事に行きました。今回は海外なので息子の春休みいっぱいは戻って来ません。
旅行に行った父母が帰ってきたら実家と甥の子守りを交代するはずでしたが、甥っ子がもう少し私と居ると言うので子守りは続いているのです。
母親の言うとおり久々に見た甥っ子は昔の私に雰囲気が良く似ていました。
背が低く色白で華奢な体型、口数が少なく内向的で恥ずかしがり屋です。たぶん私の幼少気に似て上級生や年上の女子にはモテているだろうと推察できるような、まるで女の子のような男の子になっていました。
心の中で(これは……まいったな)そう呟いたものです。
妹が居なくなると下を向いたまま最初は一言も話さない甥っ子でした。その日は車に甥っ子を乗せてドライブに行ったのでした。
マックに立ち寄り軽く腹を満たしたあと行ったことがまだないと言うネカフェに連れて行ったりしているうちに笑顔も見せるほど心を開いてくれはじめている甥っ子でした。
私のアパートに帰って来た頃はもうすっかり仲良くなっていたのです。
歩いて5分位にあるトンカツ屋で夕食を取ると帰って来てすぐに風呂を沸かしました。
私の心は次第に理性を失って行くのを自分でも感じていたのは風呂の支度をしている頃からずっと私のペニスがヤバいほどの勃起をしていた事でもわかります。
「フロ沸いたから入れよ」
そう声をかけると「うん」と答えます。
「はい」ではなく「うん」と答えたことで甥っ子との心の接近具合がわかると思います。
キャリーケースから甥っ子の着替えを取り出して脱衣場の篭に入れると脱いだものは洗濯機に入れるように指示をしました。
ドレッサーにカップや歯ブラシその他をセットしている私の後ろで服を脱いでいる彼の色白で細い裸体を振り返って見たとき、私は決断をしたのです。
僅かに残っていた理性が粉々に砕けて跡形もなくしてしまった瞬間でした。
※元投稿はこちら >>