話を本番シーンまで進めたいがあまり、強引に進めてきましたが、とりあえず王さんと俺は、2度目にあった時は、1回目の出来事を踏まえた事もあって予想よりはるかに仲良くなっており、もしかしたらこのまま付き合えるんじゃないか。なんて期待を得るまでになっていた。
王さんと2日連続での飲み。1回目は既に紹介したとおり、そして2回目はあの夜のオナニー事件の翌日である本日。もし王さんに仕事がなければ、あのままどんな展開になっていたのだろうか。
ともかく、王さんは疲れた体にムチ売って仕事へ行ったのだろう。俺はその日休みなのでゆっくりしていったが、夕方になっていつものスナックへと足を運び、王さんと合流したのだった。
そして既に書いた通り、2次会は俺の家で。ということで、そこまで酔っていない王さんを俺は連れて帰ったのである。
連れて帰ってからは、1回目の時のような酩酊状態ではなかったので、普通の話ができた。仕事の事、趣味の事、過去の人生体験。そして熱くなったのが歴史の話。731部隊とか、南京虐殺とか、ああいったコアな話にももつれ込んでいった。
話し込めば話し込むほど魅力があふれる王さん。なんでこんなキレイなのに警官なんてやっているんだろう。そしてなんて頭がいいんだろう。
そして最終的には日本の警官も柔剣道が必須であるように、王さんの中国では格闘武術も必須科目であり、俺にカンフーの技なんかも教えてもらった。
そして大いに盛り上がって一息ついているときに、王さんが、やや普段持ち歩くにしてはサイズ大きいカバンを持っているのを思い出した。家に帰ったのかわからないが紺色のズボンにセーターに着替えている王さん。(家を出た時はミニスカだったのに)
「俺は家に帰ったの?」ときいたが、王さんは帰ってないとの事だった。仕事場に置いてる服に着替えてきたとのことだった。そして、「そのカバンに何はいってるの?」とも聞いてみた。警官は普段、どんなものを持ち歩いているんだろう。という興味からである。
すると王さんは、「制服だよ」と答えてきた。一瞬で、おおおwwww となる俺(笑)
それから2回目の盛り上がりは、俺の「見せて見せてw」攻撃。王さんは「日本人ってコスプレとかやたら好きだよねw」と俺をからかってきた。
そして王さんがカバンから取り出したのは、ワッペンや階級章等がついた中国警察の冬用制服。ぐぐってみたら出てくるかもしないが、ほぼ黒に近い紺色の長袖ジャケットに、水色のカッターシャツ、ジャケットと同じ色のネクタイ、ジャケットと同じ色のタイトスカートだった。
「なぜこんなの持ってきてるの?」と聞いたら、明日は非番、明後日は休みなので、この間にクリーニングに出しておこうと思ったらしい。
もちろん俺は、「ぜひ着てみてよwwお願いw」となった。すると王さんは「いいよw」(ok)と来ていたセーターを俺の目の前で脱ぎ、真っ黒のブラ一枚になったあと、カッターシャツを着た。そしてっさらに、紺色のズボンを脱いだ後、真っ黒のパンツ一枚になり、タイトスカートをはいた。
俺は「目の前で着替えてはずかしくない?」と聞いたら、「下着姿のこと? はずかしくないよ。この下着も機能性だけを重視した警察指定の下着だから。ぜんぜん色気とかないでしょ」と言ってきた。
いやいや、俺からしたら、そんな警察指定の下着の上下セット(といっても、ほんと黒で何のデザインもないだけで、ちゃんと女性用下着の形状をしている)を見るほうが余計に燃える。それに俺はそもそもシンプル好き。やたらレースがはいったり、Tバックなどの形状はスキではない。
が、王さんはまるで体操服か水着姿を一瞬だけ見せるくらいの感覚なのだろう。タンタンと俺の目の前で服を着替えていき、最後はネクタイをキュッとしめたあと、ジャケットを羽織ったのだ。
そして、ニコッ♪ って笑いながら俺に敬礼してくるのであった。
(やばい。。。可愛すぎる。。ぜったい俺の彼女にしてやる)と決意が固まった瞬間だった。
そして一気に酒を飲むスピードが速まった。決意が固まっても何の策も持ち合わせていない俺は、昨日みたいにとにかく酒を飲まして酔わせれば、王さんは大胆になっていくんじゃないか。っていう算段だった。
そして制服姿の王さんとまた少し話をした後、俺は本題を切り出した。
「あのさ、昨日、、夜すごい気持ちよさそうにしてたけど、、もしかして自分の家と間違えてたのw」と聞いた。すると王さんは「またその話ー>< はずかしいw うん、、完全に家だと思ってた。油断した・・・」と顔を赤らめた。
そこから話が下ネタトークへと突入した。以後会話形式
俺「毎晩、オナニーしてから寝るのが日課とか?w」
王「そんなことないw 酔った日とかついついやっちゃうことあるけどw」
俺「そういや聞いてなかったけど、彼氏とかいないのだっけ」
王「うん。ずいぶん前に別れた」
俺「どれくらい前?」
王「1年くらい前になるかな」
俺「なぜ別れたの。もったいない」
王「私が悪いんだけどね」
俺「浮気したとか?w」
王「そうw」
俺「彼氏は同僚とか?」
王「あなた、勘がいいね。占い師?w そうだよ」
俺「浮気相手は?」
王「それも同じ職場の人www」
俺「そらやばいわww」
王「うんw なのでその日から誰とも付き合うのをやめた。」
俺「でもなんでバレたの?」
王「彼氏に携帯みられちゃって」
俺「日本と同じだwww 浮気ばれる典型的パターンww」
王「そうだろうねw」
俺「携帯に何が書いてた」
王「昨日、気持ちよかった。すごかったとかwwww」
俺「うわーww 何してたのww」
王「Hだよw」
俺「いあ、それはわかるけど、二股かけてたの?」
王「違うw」
会話形式で続けると無駄に長くなるので概要だけ話すと、王さんは彼氏入るのはいたが、もともと気になる人もいたとの事だった。その人とは同じ部署であって何かと飲み会とか多く、一緒に話す機会も多かったとの事。一方、彼氏は別の事務系の部署の人であって、会う機会もなかなかなかったし、王さんからすれば、近くにいる体育会系のガッチリした浮気相手と、事務系の草食系の彼氏を比べた時、やっぱり男としても魅力は浮気相手の方が勝っていたとの事だった。
そんな二心を秘めた状態で仕事を一緒にしている時に、たまたま二人で行動したそのあと、食事に誘われて、、帰り道にアプローチをかけられて、そのままカーセックスしちゃったらしい。その一見がバレてしまったそうだった。
さらに俺から王さんへのインタビューは進み、性的な面での王さんのデータが集まってくるのだった。例えば、男性経験は7人。初体験は高校生の時等。そして、俺が聞いててもっとも衝撃的だったのは、19歳の時に、男3人組にレイプをされた事があるとの事だった。(7人の経験人数にその3人は含まれているとの事)それから悪人を心から憎むようになり、警察学校へ入隊。警察学校に今どき行きたい人は少ないらしく、その年も定員割れで簡単に入れたといっていた。
俺はレイプの話を詳しく聞いた。その日は王さんはアルバイトから帰って薄暗い道ではあるが近道を歩いて帰っていたとの事。すると同年代くらいの男が3人、路地裏で潜んでおり、いきなり男3人がそれぞれ役目でもあるのだろう、背後から口をふさがれたと思いきや、体がヒュッと上に浮き上がったらしい。
それは男二人で担ぎ上げられてたとの事だった。そんな男3人の協力プレイで、あっというまに何もできないまま、担ぎ上げられてワゴン車の中に入れられたらしい。
それからワゴン車の中で、必死に暴れて抵抗したが、相手は男3人。何もできなかったとの事。全裸にされて、体中のすべてを触られ吸われ、イマラチオをさせられた直後に最初の男が入ってきたそうだ。そして2人目、3人目と連続で入れられ、全てが終わたら車内から荷物と同時にポイとされたららしい。
それから半年くらい鬱状態だったらしいが、色々な出会いや人々のアドバイスから、立ち上がって警官になることを決意したとの事だった。
俺「そうだったのか・・・・」と唖然とする俺。
しばらく沈黙。
王「ま、ずいぶん前の事だからさww ごめんね嫌な話をしちゃってw」
と明るい反応を見せるのだった。
そして暗い雰囲気を払拭するために、もう一度気合を入れて乾杯した。するとケロっとまた普段の王さんへ戻っていったのだった。
※元投稿はこちら >>