彼女が3年生になった時、男が来なくなった。
ゴールデンウィークに、
「最近、彼氏見かけないね。」
と言ったら、
「彼、卒業して田舎に帰っちゃったんです。」
ああ、2年先輩だったんだ・・・ってことは、あの男に処女膜ぶち破られたのかな・
・・なんて思った。
「坂崎さんは、彼女さんいないんですか?」
「大学時代はいたんだけど、この街に配属になって遠距離で別れちゃったんだ。あ
、もし良かったら、次の彼氏出来るまで、俺と遊ばない?」
言ってみるもんで、そのゴールデンウィークに二人で遊んで、かなり親密になった
。
そして6月、梅雨時に俺の部屋で焼き肉をやらないか誘ってみた。
本当は買ってきた肉を、大量にもらったから手伝ってと言って、チューハイと一緒
にご馳走した。
かなり酔ってきて、平気に下ネタを言うようになった。
「そういえば、時々真希ちゃんの声、聞こえてたよ。」
「あっ!私、自分でも止められないときがあって・・・聞こえてたんですか・・・
やだぁ・・・」
「いや、羨ましかったよ。こんな可愛い女の子とエッチ出来る彼氏がね。」
「えっ?本当ですか?私とエッチ出来るのは羨ましいんですか?」
「そりゃそうでしょ。可愛いし、俺も真希ちゃんみたいな彼女欲しいもの。」
「私でいいんですか?」
「え?」
「私、嫌いな男の人の部屋になんかお邪魔しませんよ・・・」
酔って虚ろな目つきで真希ちゃんが言った。
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