二度目を楽しんだあと、余韻に浸りながらそのまま寝てしまいました。それでも彼女は最後までくっついたままでした。
「おはよう」
目覚めると、二人で朝食を摂りました。彼女はバイトの大変さや学校生活の悩みを色々と話してくれました。私は聞き役に徹しました。楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
帰る時間です。
彼女を駅まで送ります。
車中も話はつきませんでしたが、お互いに「また会おうね」という言葉はありませんでした。
きっとわかってたんだと思います。
もう、会うことはないだろうと。
彼女を無事に送り届け、家に帰ると、まだ彼女の香りが残っています。
昨日の出来事を回想しながら、暫し余韻に浸ります。
そしてスマホのメール画面を開き、彼女のアドレスを消しました。
もう会うことはないけれど、すごくいい想い出をもらいました。
遅れてきたクリスマスプレゼントだったのか、少し早いお年玉だったのか。。
どちらにしても、私には勿体ない位の、素晴らしいプレゼントでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
拙い文章で失礼いたしました。
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