居酒屋を出ると当然のように手をつながれ、勿論私は振りほどけるはずがない。きっと私が嫌と言わないのを見透かしていて、その上で当たり前に手を取ったんだと、そこそこ酔った頭だけど手を握った時に理解した。
もちろん誰に手を繋がれてもいいわけではなく、普段の私は不細工の割に警戒心が強い。もし下心だだ漏れで胸の一つでも揉まれていたら一気に醒めて帰っていただろう、でもただ手を繋がれただけで、もう一軒、バーに移動した。手は温かく、あまり骨ばってはおらず、私の手のひらとなじんだ。
薄暗いバーでは、何を話すでもなく…ただ、またここでも食べさせられてしまった。個人的に、差し出されたものを食べさせられるのは相手に服従している気分になるので萌えます。フォークで刺されたメロンを私は大人しく口に入れ、少し唇から垂れた果汁を指で拭われ、その指を舐めて見せられた気がするけれど、それは思い込みでそんな仕草はされていないかもしれない、私が舐めたのかもしれない。
二杯ほど飲み、そろそろ…と腰を上げ、地下にあったバーを出る。その人が先になっていたが数段も行かないうちに足を止めてぶつかりそうになる、というより振り向かれぶつかってそのまま掴まれ、あれよあれよというまにキスされてしまった。私に拒否する時間はあったのかなかったのか?あの人の目に見られてノーと言える人はいるの?
目を閉じて、舌を絡めてキスをして…一軒目を出た時より強く手を掴まれ、行くぞだか抱くぞだか言われ……私はもちろん逆らえない。どの段階からそれを期待していたのかも分からないけれど……
ホテルに着いてシャワーは普通に浴びる。この時点では少し醒めてたはず、少し肌寒かったから、なのにベッドに入ってからの事を自分では途切れ途切れにしか覚えていない……
たくさんキスをして、唾液が欲しいと求めたらしい、もっとつばちょうだい、、たくさんちょうだい、、、軽く頬を平手ではたかれながら、唾液を流し込まれ、、、、首に手をかけられ、時折絞められて咳き込んで、、また唾液をおねだりして、、、多分その後、ぐしょぐしょのあそこを舐められたり指で苛められた後、挿入もしたけれど、時間がなくてフィニッシュに至らなかったせいもあり、記憶が薄い。そして、エッチそのものより、この人に今から抱かれるかも…という思考から実際に至った過程が自分ではたまらないので、書き込んでみました。エッチ描写あまりなくすいません
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