私は自宅にあるカメラを指さして言った。
「あれに全て映っています。最初は目視で、次第に双眼鏡を使って。最近は双眼鏡とスマホを使って撮影していたのでしょう。それもしっかりとハッキリ残っています。...奥さん、これは犯罪です。警察に証拠映像と一緒に被害届を提出することもできるんですよ」
彼女は黙り込んでしまった。
少しの沈黙のあと
「ふうぅ」
私はため息をついて、上着を首までまくり上げ、お腹に貼ったメッセージを見せた。
「しゃがんで私のズボンを下ろして、あなたのしたいようにしてください」
しばらく硬直していた彼女は、すべてを理解したのか観念して、しゃがみこみ、震える手で私のズボンに手を掛けた。
すでに私のズボンは、膨張していた。
さほど大きくもないのだが、ズボンの上からでもはっきり分かるくらいに勃起していた。
彼女は一瞬の躊躇の後に、私のズボンと下着を下ろした。
暗くてあまりよく見えなかったが涙ぐんでいたように見えた。
怒り、後悔、悲しみ、反省、悦び。
その時の彼女はどのような感情だったのだろうか。
目を閉じて一心不乱にしゃぶりつく。
途中、私はこう言った。
「ズボンを下ろして、とは書きましたが、まさかパンツまで脱がせてしゃぶりつきたかったなんて、奥さんは本当に変態ですね」
一瞬だけ動きが止まったが、彼女は目を閉じたまま一生懸命しゃぶり続けた。
時間にして5分にも満たなかったはずだ。
「旦那さんが不在の火曜日のゴミ出しの夜はここに来てくださいね。5~6分だけですから。」
後日、彼女が監視カメラの映像を見せて欲しいと執拗に要求してきたが断った。
彼女は自分が落ちたきっかけを偶然だと思っている。
私は、その『偶然』をずっと前から周到に準備していた。
勿論、脱衣所と隣家のベランダの位置関係、窓の大きさと角度。お隣さんの家族構成、奥さんの年齢。
すべてを調べたうえで購入を決めたのだ。
おかげで、今では風呂上りに羽窓を開ける必要はなくったが、お隣さんとの家族ぐるみのお付き合いが格段に増えた。
人生を楽しく幸せに過ごすためには、事前の計画が大切だ。
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