高橋さんの手のひらは、わたしの太ももの上においたまま、雑談を続けていました。
「留美さんを見ていると、亡くなった妻を思い出してしまうのです。初めて留美さんを見た時は、妻がいるって、びっくりしてしまいましたよ。」と照れたような子供のような笑顔を
みせてくれましたね。「じゃあ、わたしと一緒で、可愛い方なのね?」って聞くよ
「はい、そうです。すこし違うところは、留美さんは、おっぱいとお尻が大きいところかなあ?」といいながら、また照れながら笑っていました。
高橋さんの手は、わたしの太ももを、ゆっくりと撫ぜ始めています。
わたしの、その時の心境は、ダンディ-な映画俳優とドライブをしている感じで、
ちょっと、うっとりしていたのです。高橋さんは 「留美さん、あそこの建物で
休憩していきませんか?」と聞くので、その方向を見ると お城のような綺麗な
ラブホが見えます。「ね、いいでしょう。多分、留美さんも、心の隅にそういう
気持ちがあるんじゃあないですか?」 確かに、ドライブのお誘いを受けた時から
無いといえばウソになるでしょう。掃除中に、高橋さんが、声かけしてくれるのも
わたしに気があるってことは、わかっていたしね。
モジモジしていると、「顔を赤くしちゃって、かわいいですね。じゃあ行きますよ留美さん」
車は、ラブホへと向かったのです。
不倫っていう言葉が頭の中に巡っていました。もちろん不倫なんてテレビドラマや
友人でも不倫をしている人がいて、ちょっと軽蔑していましたが、
不倫って突然やってくるの? やっぱりいけない事なの?旦那のスーツのポケットに
風俗の名刺があるのを見つけて、喧嘩になったこともありました。
エッチは大好きな私ですが、不倫は初めてです。
高橋さんは「留美さん、緊張していますね。初めてなんですね。気を楽にしてくださいね」って言われると わたしは「はい」って返事をしたのです、
部屋に入ると案外と広くて、おしゃれな感じです。ベットの横には大きな鏡をありました、
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