続きです↓
おもむろに下半身へ手を。Aさんとのセックスは淡白でした。それなりに愛撫をして、フェラすらも、まともにしなかった気がする。だからもう、気付いたら「いれたい」と漏らしていました。
手に触れるちんぽは硬くなっています。いや、あの頃は『おちんちん』って言ってた。Aさんのおちんちん、あんまり大きくなくて細かったなあ。握って擦ってかたちを確かめると、全然違うな、と感じました。ご主人さまのちんぽはこんなにしっかり大きいのに。私はこれが欲しいのに。
そこでふと「フェラもしないで挿れるのか?」と問われました。私はこくりと頷きます。だってそうしていたから。今思えば、相当つまらないセックスですね。おもしろくないな、と言われては返す言葉がありません。
でももし今もう一度するなら、フェラもするだろう、と。もちろん、今はフェラも好きですから、絶対しています。だから、「フェラしろよ」と言われたときには、私はすでに床へ跪こうとしていました。
仁王立ちになったご主人さまがズボンとパンツを下ろし、いきり立ったおちんちんが眼前に現れます。おおきい。Aさんのと全然違う。でもこれは、Aさんのおちんちんなんだ。そう思わなきゃ。必死にあの細長いおちんちんを思い出しながら、私は手を添えて鈴口にキスをしました。
サオを下から丁寧に舐め上げて、亀頭を口に含みます。Aさんのだったら、こんな口いっぱいにならなかったろうな。でも、今は一心に思い出しながらするしかありません。おちんちんを咥えて、唾液を絡めて、じゅっぱじゅっぱといやらしくフェラ。
こんなにいやらしく出来るようになるなんて、あの時は考えもしなかった。こんなに興奮するなんて。心がぐちゃぐちゃになるにつれ、自分のおまんこもぐちゃぐちゃに濡れていくのを感じました。フェラをするといつもすぐ濡れるけれど、それだけではなかった気がします。
「ちんぽだけなのか?」と言われ、私は顔を上げました。金玉も舐めろということだとすぐに分かりましたが、Aさんはそういうことさせない人だったな、と思い一瞬戸惑います。しかし今するなら、金玉舐めもします。そうご主人さまに仕込まれているので。今この時、もしまたAさんとセックスするならと考えなければいけない、と。考えたくない、と思いましたが、今はご主人様の命令には従うほかないのです。
私はべろりと金玉も舐め始めました。唇で全体を挟み、吸い、一生懸命舐めまわします。金玉も私の口の周りも、唾液でべとべとで本当にだらしない、いやらしいと思いました。そしてご主人さまは後ろを向き、アナルも舐めなさい、とお尻を私の顔の前へ突き出します。ああ、Aさんはこんなことしなかったのに。でも、しないと。ずっといっぱいでごちゃまぜの気持ちのままですが、シワの一本一本を伸ばすように舐めなさいとご主人さまに仕込まれているので、目前のアナルを一心不乱に舐めます。割れ目に顔をずっぽりうずめて、ぐるぐる舌を這わせたり、はぶはぶと唇でむさぼったり。
こんなにいやらしすぎることを出来てしまうようになった私は、もう滅茶苦茶になりながらも、その滅茶苦茶に、興奮していました。
もう少し続きます
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