4さんの言う通りで、俺が乗り換えしようとした駅は一度改札を出て、踏み切りを渡らなくてはなりませんでした。
露出狂のロン毛のオジサンの、そそり立ったチ○コをチラ見していた女の子が、俺に「すみません...」と声を掛けて来ました。
俺「はい?」
女の子「さっきは...」
俺「あぁ、大丈夫だった?」
女の子「はい...その事なんですけど、さっきの人を通報するのはやめてくれませんか...」
女の子は俺が駅員か警察にでも通報すると思ったのか、そんな事を言って来ました。
俺は通報する気なんて一切無かったけど、
俺「どうして?被害届でも出した方がいいんじゃないの?」
と言ってみた。
女の子は困った顔をして、何も返事をしません。
俺「イヤだったんじゃないの?」
女の子「...」
俺「もしかしたら俺が通報したら困る?」
女の子「...」
女の子は俯いて何かを言いたい様にも見える。
俺「俺は駅員に話そうと思ってるんだけど」
と思ってもいない事を言ってみました。
女の子は少し驚いた顔をしながら俯いていた顔を上げた。
女の子「ホントに困ります...」
俺「あの男の事しか話さないから大丈夫だよ」
女の子「実は...」
と言いづらそうに話し始めました。
俺もビックリしたのだけど、女の子とロン毛のオジサンは、サイトの投稿で、あの時間のあの車両でロン毛のオジサンの露出を見る約束をしていたらしかった。
そのサイトがナンネットかどうかは分かりませんが、女の子の話しの内容だと、似た様なサイトだったのだと思います。
俺「そうだったんだ...じゃあ邪魔しちゃったんだね」
女の子「そんな事は無いんです。サイトでどんな人か確認してなかったから、ちょっとキモて...」
俺は、電車内で武田鉄矢演じる金八先生に似ているロン毛のオジサンの露出を邪魔した時から、多少でも下心があったので、
俺「ちょっと話す時間ある?」
と試しに聞いてみました。
女の子「大丈夫だけど...」
俺は一瞬、考えたけど、この駅の周りにはファミレスは無いし、夏が終わったばかりの頃で寒くも無いので、とりあえず近くのコンビニの前で話す事にしました。
コンビニで女の子にジュースを買って渡し
俺「よくサイトで、こういう事してるの?」と話しを切り出したけど、女の子はまた、俯いてしまいました。
俺「誰にも言わないって約束するから大丈夫だよ」
と言うと
女の子「たまにサイトは見るけど、近くの人が投稿してたら初めて約束しました...」
とやっと口を開きました。
俺「そういうの興味あるんだ?」
女の子「まだ見た事が無くて...」
俺「そうなんだ。何歳なの?」
女の子「18です」
俺「初めて見るのに、サイトで?」
女の子「女子校だから出会いも無いんです...」
俺「初めて見てどうだった?」
女の子「あんなだと思わなかった」
俺は思い切って、
俺「さっきは邪魔しちゃったから、良かったら見せようか?」
と言ってみた。
女の子も突然の俺の言葉に驚いたのか、一瞬固まった様に見えたけど、少し間を開けてから、小さく頷いた。
俺「どこか場所あるかな?」
女の子「そっちに公園ならあります」と指を指しました。
俺「じゃあ移動しよ」
と俺と女の子は公園に向かって歩きました。
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