その後 SNS上での会話
新野「お疲れ様です。読書のほうはすすんでいますか?」
僕「〇〇の〇という本は読了しました。今、2冊目に差し掛かってるところです」
新野「内容はどうでした?」
僕「そうですね。。。自分がこの世界の人々を導くために降りてきた・・と公言するのはかなり勇気がいる事じゃなかったのかなって思います」
新野「そうですよね。普通の人には出来ない事ですよね」
こんな感じで宗教会話が始まっていきました。そして・・・。
僕「宗教って人間の悩みの解決の為にあるような部分もあるのでしょうね」
新野「そうですね。でも宗教をやっているからといって、悩みから解放されるっていう訳じゃないんですよ」
僕「そうなんですか?あれから〇〇の〇〇の教団の事を自分なりに調べたのですが、みなさんハツラツと前向きに生きてる人が多いような気がしたのですが」
新野「みなさん悩みとの向き合い方を知っているというか、そういう感じです」
僕「なるほど・・・」
新野「多田さんも何か悩みとか持っているんですか?」
僕「そりゃありますよw 悩みの一つや二つくらいは・・w」
新野「もしよかったら聞かせてもらう事できる?」
僕「さすがにこれは・・・w 文字にするのに抵抗がありますwww」
新野「じゃ、会った時にでも話す?今度はいつ会えそう?」
僕(始まったww いつもの勧誘モードwww)
僕「そうですね。今もう一つの仕事でパソコンの前から離れれない状態なんです」
新野「迷惑じゃなければ家まで訪問しますよ」
僕「そうしてくれると助かります」
新野「わかりましたw」
要点だけを述べて話自体は簡略してますが、ともかくこんな感じで家まで着てもらう事にしたのです。
普通、一般女性を一人暮らしの男の家に誘い出すなんてかなり難しい事だと思うのですが、このエセ宗教の信者っていうのかな。(あとマルチ商法も)こういう系の人って、ほんと恐れ知らずでガンガン攻めてきますよね(笑)家に誘い出すまで「非常に」簡単でしたw
それから数日後、新野さんは約束をしていた時間、夕方18時頃でしょうか。僕の住む小さなマンスリーマンションに来ることになったのです。
新野「おじゃましまーす」
僕「どうぞー」
新野「うわーーかなりキレイな場所で住んでいるんですね」
僕「男の一人暮らしなのでもっと散らかってると思いました?w」
新野「ちょっとだけそう思ってたw」
僕「意外とキレイ好きなんでw」
新野「いい事ですよ。住んでいる環境って自分の心の中とリンクしているんですよ。部屋がキレイという事は、その人の心も綺麗であるとも言えると思います」
僕「そんなキレイな心を持ってませんけどw」
新野「いえいえ。もちろん一時的な例外はあるんですけど、魂がキレイな人は肉体も健康でキレイな人が多いんです。そして魂も肉体も健康でキレイな人は、その環境もそうだし、その人の人間関係も良い状態を保つ事が出来るんですよ。もちろん人生、いろいろありますから例外的な事もあるんですけどw」
僕「その例外的な事とは?」
新野「凡人にはなかなか見分けが付かないんだけど、神仏からの試練の時もあれば、悪魔からの囁きの場合もあるし、人間からの生霊のようなもので環境が悪化する場合とか、様々です」
僕「なるほど」
それからコーヒーか紅茶かを相手から聞き出し、ガラステーブルの上に、その教団の教祖が書いた本を置いた状態で、その「悩み」との話に差し掛かっていったのでした。
新野「ところで、先日おっしゃってた悩みっていうのはどんなものなのですか?」
僕「そうですねー、、、正直言うと、あまり話したくはない内容ではあるんですが・・」
新野「悩みの解決の方法を、もしかしたら知ってるかもしれません」
僕(その自信はどこから来るんだよw 信仰しろ入会しろって事だろw)
僕「やっぱり新野さんの周辺には、悩みが解決したー。みたいな人が多いんですか?」
新野「そうですね。私も含めて悩みに打ち勝ってきた過去もあるし、今ではいろいろな人の悩みを聞く立場でもあるし、だいたい・・・解決できてるかな」
僕「なるほど・・・」
ちなみにこの新野さんの宗教団体の中でのレベルなんだけど、話を聞いている限り、どうやら中級~上級の位置に値する信者らしいのです。なぜ初級じゃないかというと、ある程度の霊能力がある、簡単なものであれば除霊も出来る、ある程度の人の前世とかが読める、こういった霊的な才覚が開いている。。。と遠まわしにアピールしてくるので、(もしそれが本当であれば)中級~上級なんじゃないかなって思った次第です。
僕「ま、、、話を切り出しますと僕の悩みっていうのは身体的な悩みですかね」
新野「カラダの悩みですか」
僕「ハイ。この悩みというか、この症状と直面したのがー、、かれこれ1年くらい経ちますかね。」
新野「1年ですか」
僕「ええ。それから病院をはじめ、、心療内科とかも行ってみたし、薬の処方もしてもらったのですが、効果がゼロとは言いませんが、根本的な解決にはなってません」
新野「という事は、表面的にはメンタルが原因とする身体症状ですね」
この新野っていう人なんですけど、一点、ちょっとウザイ所があるとすれば、なんでも先読みしようとするんですね。コッチはまだ答えを言ってないのに、「ってことは〇〇っていう事ですね」みたいな感じで先読みしてくるんですよ。それはおそらく自分が霊能力があるって過信しているからだと思うのですがw
僕「表面的には・・?というと」
新野「はい。メンタルが原因となる身体症状とまでは判断し、それを物理的な薬剤を処方するという事までが、医学の限界なんです。」
僕「医学の限界ですか」
新野「うん。だから、表面的なところしか見えてない。いやそれしか見えないのが医学の限界」
僕「じゃ、表面的ではない部分で言えば?」
新野「おそらく・・・なんですけど、これは生霊の類だと思います。」
僕「生霊・・・。」
新野「さっきも少し触れたのですが、人間が困難に直面するときっていくつかパターンがあるっていったじゃないですか?神仏の試練、悪魔の囁き、人間の嫉妬からくる生霊。」
僕「はい」
新野「今の多田さんの瞳、家の中の気の流れ、その他、あらゆるものがら察するに、邪念のようなものが見受けられるんですよ」
僕(インチキ確定~w だって俺、悩みなんてないもんwww いや邪念が見える?それ正解かもw だって俺、今邪念の塊だしw)
僕「そうなんですね・・・じゃ、どうすれば解決するんでしょうか」
新野「そうですねー・・・うちの信者さんとかならこうしなさい、ああしなさいっていう除霊方法というか、それに通じる修行法があるのですが・・・」
僕「信者じゃない僕がしても効果があるかどうかわかりませんよね」
新野「そこは試したことがないので分かりませんが・・・」
で、この新野さん。自分が勝手に生霊の仕業とか決めつけて、一切、僕の悩みの原因、身体症状の話をしようとしないんですよ。ですから、実際のところ僕の悩みなんてなんの興味もなく、ただ自分の話したいことだけを話して勝手に一人で納得して・・・っていう態度が見えるんです。エセ宗教信者ってこの程度なのかもしれませんけど。だから言ってやったんです。
僕「で、その身体症状っていうのですけど、、、」
新野「はい」
僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・EDなんです」
新野「ED??」
さすがにEDという言葉は知らなかった様子w で手元の携帯電話を使ってEDが何かを調べた新野さん(笑) 「あ・・・w」みたいな感じで、人のタブーに触れてしまったような、恥ずかしさが混ざったような表情をしたのを鮮明に覚えてますw
僕「はい。そのEDなんです。1年前くらいですかね。医者が言うのは仕事のストレスっていうのもあったと思うのですが、ほんと・・・立たなくなったんです」
新野「ええ・・・w」
僕「真面目な話、男って朝起きたら立っていたり、他にも生理現象として色々反応する事がある事くらいはご存知だと思うのですが、僕の場合、一切、そういったものがないんです」
新野「なるほど。それで薬の処方も試してみたと」
僕「はい。名前くらいは知ってると思うんですけど、バイアグラとかその類ですね」
新野「聞いたことあります」
僕「なんか、あの薬は健康な男女が、あえてその薬を飲んで、いつもの倍の時間をHできるみたいな、セックスレスドラッグみたいなイメージを持たれてる人多いのですが、実際はそうじゃなくて、ただ勃起させるっていう効果があるだけなんですよ」
新野「そうなんですか・・・」
僕「それも試したのですが・・効果がゼロとはいいませんが根本的な解決には至りませんでした」
新野「もし、生霊が原因なら納得できる事です。」
僕「でまぁ、、あと少し先があって、僕の場合、このEDが原因で彼女を作ろうとかいう自信がないんですよ。それが鶏が先か、卵が先かの話じゃないのですが、パートナーありきの治療というのを出来ていないんです」
新野「はい」
僕「だいたい、既婚者とかパートナーがいる人がEDになった場合、薬の処方もあわせて、パートナーからのお手添えもあって、そして初めて最大限の効果が確かめられる部分もあるのですけど」
新野「パートナーの存在か・・・。確かにそういう物でもあるかもしれませんね。」
僕「なので完治までは程遠いという・・・w」
新野「でしたら。。効果があるかどうかは分かりませんが、除霊ではないんですが、私が勧める修行というのをやってみます?」
僕「どうやってするんですか?」
新野「環境というのがいるので、まず私の教団施設にきてもらって、そこで私よりもっと修行が完成している人、私からすれば先輩なんですけど、その人にまず打ち明けるっていうところから・・」
僕「ああ、、、でもその前に・・・。」
新野「え?」
僕「僕はそれも考えました。でもそれは最終手段だと思うんですよ。理解してもらえるかどうかは分かりませんが、僕だってこれ以上、他の人に自分の悩みを告知なんてしたくないし、医者が薬とパートナーっていうなら、まずはそこで解決できたらそれに越したことはないと思ってます」
新野「うん」
僕「でも、パートナーの存在がいないのでチャレンジすら出来ないのがこの現状。で、ぶっちゃけ言いますよ。変な下心がないっていうのだけわかってください。」
新野「はい」
僕「心療内科の先生が言ってたのですが、パートナーの存在に何をしてもらうかっていうと、別にそこまで変な事ではないんです。でもまぁ遠まわしにいってもアレなんで、単刀直入にいうと、自慰行為ってあるじゃないですか。その手伝いをする程度の事なんです。パートナーの役割っていうのが」
新野「はい」
僕「こんな事を頼めるのも、初めてこの事実を告知した新野さんであるからこそ、、なんですが、僕が今、改めて処方された薬を飲みますので、新野さんに少しだけ軽くお手添えしてもらえればな・・と。もしそれで完治したのなら、僕もまだ30代ですし、真剣に彼女つくって結婚して・・・っていう未来を描けるのですが、、今のままだとこのまま朽ち果てていくんじゃないかって・・・・」
新野「なるほど・・・」
僕「もし、それでも治らない、効果がないというのであれば、、その新野さんの先輩に指導を受けながら、生霊を退治していくっていう事も視野に入れていくつもりです。」
新野「うちの施設まで来てくれるっていう事ですね」
僕「はい。約束します」
新野「わかりました。。。具体的には私は何をすれば?」
僕「難しく考える必要はそこまでないと思います。でも抵抗はあるとは思います。そこは本当に申し訳なく思ってます。ま、、こんな事を新野さんに頼むことに莫大な抵抗があるのは僕も同じですけど」
新野「はい」
僕「今から処方されてる薬飲んできますので、その薬が効き始める30分後くらいからでいいです。僕が自分のアレ。。というか陰部を出しますので、直接じゃなくてもかまいません。タオル越しにでも手で掴んでもらって、ちょっと動かしてくれればそれでいいです。」
新野「わかりました・・・。出来る範囲でですが・・・」
僕「はい。じゃ、少し待っててください」
そこで僕は部屋の引き出しから適当なビタミン剤を取りだし、「じゃ、服用します」といって水と一緒に飲んだのです(笑)その時の僕の一挙一動を新野さんは不安げに見つめていたのでした。
そして、この話にたどり着く前に、僕がED バイアグラ について調べまくったのは言うまでもありません(笑)
続く。
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