僕(しっかし、、マジでここ数日間、、凄絶だったな。。この今の時代に、あんな狂気じみた事をやってる人々がいるという事に驚きだわ。。。でも、実際この目で見てしまったんだもんな。いや、今となっては俺もそのグループの一員なんだぞ・・・。)
戸惑い以外の何物でもない。まさにこの事でした。
さらに・・・僕は新野さんに結果報告するときに、また疑問点を聞いてみたのです。何度質問しても、次から次へと疑問がわいてくる。この時の心境はそんな感じでした。
僕「新野さん、いちおう・・無事終わりました」
新野「うん。どうだった?とはあえて聞かない」
僕「え?」
新野「一言でいいますが、これ、「秘儀」ですよw」
僕「あ、そういうもんなんですね」
新野「うんw」
僕「じゃ、それ以外の事を聞きたいのですが、いいですか?」
新野「どうぞw」
僕「例の秘儀は、特殊な霊能力を持っている人の霊能力を受け伝えてもらうためには、霊的な意味での「魂の合致」というものが必要。そして、その魂を合致させる手段としてのセックスという認識で間違いないんでしょうか」
新野「うん。なんら間違っていないですね。その認識で問題ないと思います」
僕「補足して言えば、あくまで魂を合致させる手段の為の聖なる行為であるから、他の余計な行為、いいかえれば性的興奮する事を目的とした邪(よこしまな)な行為は不要と。」
新野「そうですね。」
僕「で、今の僕は先輩と例の秘儀を行った事により、、これから霊的能力を受け伝えてもらえる霊的土壌が完成された。という事でしょうか」
新野「そうなればいいけどね。」
僕「ええ。もちろん。でも、大事な事なので言葉を選ばずに聞きたいのですけど、例えば今の僕が「これから、もっともっと先輩たちの霊能力を身に着けたいです」つまりいろんな能力を持つ女性と秘儀を沢山行いたいです。といったとします。これあくまで仮定の事ですよ?誤解しないでくださいね。でも、そういった場合、「じゃ、どんどん秘儀を行ってください。どんどん紹介します!」とはなるんでしょうか?あるいは「秘儀は月に1回」とかそういう制約みたいなものもあるんでしょうか?」
新野「ああー・・・。そこねw いい質問です。秘儀を行うのに月何回とか、年何回とか、そういう制約はありません。・・・が、一定のルールはある。
基本的なのが、勝手に個人個人でセッティングをしない事。必ず先輩のような指導者クラスに間をとりもってから行う事。
これは基本です。」
僕「その理由は?」
新野「例えば私にせよ多田君にせよ、新野はどのような霊能力に長けており、そしてどのような霊能力が欠けているとか、多田君はどのような霊能力が長けており、どのような霊能力が欠けているとか、そういう相性のようなものを先輩たちが判断するんです。例えば私に長けて霊能力が多田君には欠けており、多田君が長けている霊能力が私にかけているなら、これは秘儀をするべき組み合わせといえます。でも、あまり効果のなさそうな組み合わせっていうのも存在するんですよ。
結局、秘儀といってもリスクが大きい事をする訳ですから、やる以上、最大限の効果を引き出す努力をする必要っていうのがあると思うんです。でも、その判断は修行浅はかな人たちではできませんよね?それを熟達者の先輩たちが間を取り持つという事になってます」
僕「なるほど」(ってことは、俺が以前に新野さんとヤった事は、秘儀でもなんでもねーんだw ただ勧誘するために色仕掛けされただけっていう解釈でいいんだなw)
新野「また、お互いの同意が必要です。」
僕「あー、そうですよね。一方的に、「あなたの霊能力を欲しい人いるから。相手しなさい」といえば完全にカルトですもんねw」
新野「うん。相手にもメリットがある、自分にもメリットがある。そこではじめて同意が生まれます。その同意がなければ片方のメリットだけでは、この組み合わせは成立しません」
僕「なるほど・・・w で、僕の今の状態なんですけど、先輩との秘儀を行う事により、うまくいけば僕は先輩の霊能力の基礎的部分である「霊能力のやり取りを出来るようになる、という一番ベースの部分を開発された訳ですよね。となると、次に僕が得るべき霊能力って、いったい何なのでしょうか?」
新野「それは難しい質問ですね」
僕「そうなんですか」
新野「うん、霊能力っていっても、めちゃくちゃ沢山あるんですよね。よく一般で言われている、占い系、例えば人相、手相、骨相、天文学、タロット、占星術、風水、、私たちはやってませんが・・・シャーマニズム、黒魔術、呪詛、これらも霊能力の部分です。」
僕「そうですね・・。」
新野「他にも、過去世占い、未来予測、生霊祓い、悪魔祓い、除霊、結界張り、、こういうのもあります」
僕「うん」
新野「あと、こういった占いとか、予言系の事だけじゃなく、、怠惰の克服、怒りのコントロール、高慢さの回避、虚栄の回避、妬みの消滅、ため込まない性格、恐れの克服、貪欲の消滅、肉欲のコントロール、、こういった精神面でのあらゆる害悪の克服も、霊能力の中に含まれます」
僕「なんか、難しいな・・・」
新野「なので、カタログの商品を選ぶような感じで、この霊能力が欲しいんですよ。という風にならない、いやなれないんですよね。霊能力って目に見えないですからw」
僕「納得w」
新野「なので、多田君がこれから私たちの教団の中で一緒に修行をしているうちに、自然と 自分に足りていない性格の部分はここだな。とか、自分の弱点はここだな。とか、あるいは、僕はこの部分においては秀でてるな、とかそういうのが見えてくると思います。」
僕「はい」
新野「ですから秘儀といっても、多田君の口から秘儀の設定をお願いする場合も出てくるだろうし、逆に先輩たちの法から「多田さん、こういう人がいるのですが・・。もしよければ秘儀、一緒にやってあげてもらう事はできますか?私たちは多田さんが一番適応者だな。って思うのですけど」と声をかけられることもあるよw」
僕「なるほど・・・w 新野さんの場合は、自分が受け取る側だといってましたけど、それは新野さんのほうから先輩にお願いしたのでしょうか?」
新野「そうですね」
僕「どんな理由があったんですか?」
新野「それを話したら秘儀じゃなくなるってばw」
僕「あ、そうかwww で・・・このグループ、けっこういるんですか?」
新野「少数派の中の少数派w むしろ教団にバレたら破門されてもいいレベルw」
僕「そうなんですかー・・w」
新野「なので私にとっても教団の指導者は指導者として崇拝してる。でも霊的な部分においては、このグループの指導者がちゃんといるから。機会あればそのうち会えるよw」
(やべーなwww ってことは、このグループに入ったからといっても入れ食い状態じゃないって事じゃねーかwww けっこうしっかりしてんだなオイwwww よしww ならこう攻めてやるwww)
僕「とりあえず秘儀の内容を他者に話すのはNG、という事は当該相手とならokという事なんですかね?」
新野「いや、そうはならないんじゃない?」
僕「え?」
新野「だって、相手は連絡先もしらないし、紹介されて会ったばかりの人なんですよ。連絡のとりようがないじゃん」
僕「あ、そか。でも、この秘儀がきっかけでカップルになって結婚した。とか、そういうケースは?」
新野「あるのはありますが、そもそも先輩を始めとする人がそれでもちゃんと中間にはいってる」
僕「そういう事ですかw いや、先輩に色々聞きたい事あったのですが、聞き忘れたなーってw」
新野「え?先輩?それならいいよ。」
僕「え、いいの?w」
新野「うん。だって彼女、指導者クラスですよ。修行浅はかな人が自分たちでやり取りするのとは訳が違うでしょ。直接、相談したらいいよ」
僕「そうなんだw わかりましたw」
日時を変えて先輩へ直接連絡
僕「あ、お世話になってます。以前、訪問させていただいた多田です」
先輩「あー、多田君w 元気ですか? あれから調子どう?」
僕「いい意味でも、悪い意味でもかわりません」
先輩「そうー。悪い意味でもっていうのが、ちょっと気になるところかなw」
僕「ええ、こんかい連絡したのはその事でもあるんですが・・・」
先輩「どうぞ。話してみてw」
僕「例の行事、行ってから暫くは魂が浄化されたような実感があったのですが、それから数日、家で生活をしているうちに、いつもの仕事して酒のんでゲームしている習慣に戻ってきて、、魂レベルが元に戻ったような気がするんです」
先輩「環境の問題ですかね」
僕「なんでしょうか。。それとも僕の家の中に、そういった僕を俗世に引き戻そうとする悪霊というか、そういうのが居たりするのかなって思ったり」
先輩「見てないのでなんとも言えませんが」
僕「そこで、2,3お願いがあるのですが、ご意見お聞かせ願えますか?」
先輩「どうぞ。お気軽に」
僕「まず一つ目、、僕の実際の生活空間を見てもらえないでしょうか。というのも、この教団の中の方では、新野さんと〇〇さん(先輩)のお宅を見させてもらったのですが、ずいぶん、スッキリされて余計なものを置いてないなって・・。しかしながら僕の部屋は、世俗のものに取り囲まれて、、これが果たして精神面に良い環境なのかどうか、見てほしいんです」
先輩「かまいませんよ」
僕「では二つ目なんですが・・・。」
先輩「はい。」
僕「僕の中から、「暴れまわる肉欲」というものを鎮静化する方法があればご教授願いたいのです」
先輩「肉欲・・それは内面の事ですね。ということは私に秘儀を申し込んでいるという事?」
僕「単刀直入に言えばそうです。・・・!というのも、、」
先輩「はい」
僕「あの日から、ずっと先輩(以下、先輩にしましょうか。実際は先輩って呼んでないけど)と秘儀を行った出来事を頭の中でリピートして、自慰行為にふけってる自分がいるんです。。。また、先輩は新野さんからどこまで聞いてるかどうかはわかりませんが、過去にEDで悩んでいた過去があり、それが解消されたのも、教団と巡り合ってからなんですよね。EDがなおったからこそ、今、こうして必要以上に発散しているという背景もあるのかもしれませんが」
先輩「そういう事でしたかー。新野さんからはそこまで聞いては居ませんでしたけど」
僕「ほんと、僕って都合がいいですよね。EDの時は早く治したい一心だったのに、いざ治ると、今度は湧き出る肉欲をコントロールできずにまた悩むだなんて。。。そして、先輩の事をイメージしてしまって申し訳ございません。」
先輩「いえいえ、、他の非合法な材料(このグループでは、エロ動画や風俗店で性欲を発散するのは禁止行為)で行うより、僭越ながら私をイメージして下さってるほうがすこぶる魂の健康にはいいかと思われます。」
僕「あ、ありがとうございます・・w」
先輩「まずは、その沸き起こる肉欲と表現しましたが、その源泉がどこにあるのかを突き止めましょう。とりあえず家に行きますね。もしかしたら、多田さんが察知するとおり、悪霊が家にいるという可能性もゼロではありませんから」
僕「はい!」
先輩「多田さんのいう、暴れまわる肉欲というのがED完治という身体変化によるものか、生活環境の要因か、それとも悪霊か生霊か、それは見てみない事にはなんとも言えません」
僕「前回の秘儀の効果が薄かった・・という事はないんでしょうか?」
先輩「そもそも、前回の秘儀は基礎を構築するためのもので、今回の症状とは関係ありません。それはご安心ください」
僕「はい」
先輩「それでも別のところに原因があるなら・・それもそれで対処の方法はあると思いますが・・。いちおう、秘儀も視野に入れてお伺いする事にします(やった♪by僕)あと、余談なんですけど、秘儀の作法を新野さんから教えてもらったのですか?」
僕「ええ。新野さんしか知りませんので・・w」
先輩「まぁ些細な事ですが、いろいろ勘違いされてる部分も散見されましたので・・。」
僕「あ、ありがとうございます。あの、、例えば、、どんな部分が勘違いしていたのでしょうか・・」
先輩「ふふ・・w 聞いた相手が新野さんという事もあったと思いますが、秘儀っていっても、さほど畏まって緊張しなくてもいいところもあるのです。彼女は敬虔だから、きっと私に失礼のないようにするために厳格に多田さんに伝えたのだと思いますがw」
僕「ええw 確かにw」
新野「それは会った時にお話しましょうw 電話でする話でもありませんからw では、まずは見てみるところから始めましょうか。いつが都合よいですか?」
僕「では、、さっそく今週の日曜日などはいかがでしょう?」
先輩「日曜日だとするとー、、、夕方になるけどよいかしら?」
僕「大丈夫です!」
こうして言葉巧みに、、、先輩を今度は僕の家に呼ぶことに成功したのでした。しかも秘儀の確約も取り付けたー!!!!
次回、乞うご期待!!!
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